
農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
届ける相手が見えることで、
さらに農業が楽しいと思える
さらに農業が楽しいと思える
つまもの部会所属 小林 正知さん
雇用×生産のバランス
約13年前に実家を継ぎ、就農した正知さんは、およそ60アールの温室で大葉を栽培しています。就農当時よりも規模を拡大し、出荷量を増やしました。今では、総勢50人ほどのスタッフと収穫・出荷作業をしています。就農当時は、特に労働力と生産量の確保や調整が大変でした。大葉の収穫作業は人の手で一枚ずつ収穫するので、人手が必要です。その後のパック詰めなどの出荷作業も多くの人手が必要です。どちらもバランス良くすることは難しいのですが、最近はこのバランスが安定してきたため、出荷量を多くすることができています。「たくさんの人の手があってこそ、品質の高い大葉が出荷できる」と話します。
買ってくれる人のことを考えて
部会と部会担当職員がSNSを使った大葉のPRを始めたことがきっかけで、正知さんは、これまでよりも消費者との距離が近く感じられるようになりました。同時に、より良いものを出荷したいと考えるようになったそうです。大葉にとって最適な環境になるように、毎日、日光の当たり方、温度、湿度など、あらゆることを考え調整しています。「安全安心でおいしい大葉を作り、SNSで食べ方を知ってもらい、毎日大葉を食べてもらいたい」と笑顔を見せます。
そんな正知さんは、「食べてくれる相手を見られるようになった今、改めて農業は楽しいと感じている」と話しました。

部会とともに
つまもの部会担当
佐藤 光さん
お互いの第一印象は?
小林さん:金融共済部署から異動してきたので、第一印象は「どんな人なんだろう」と思いました。
佐藤さん:口数が少なく、正直「とっつきにくい人なのかもしれない」という印象が最初はありました。
あなたにとってどんな存在ですか?
小林さん:指導員としての仕事も、大葉のPRもしっかり取り組んでくれて、とても信頼できる存在です。
佐藤さん:部会のことなど全体を見てくれて、目先のことだけじゃない意見・考えを共有してくれるので、とても頼りになる存在です。
相手の方にメッセージをどうぞ
小林さん:引き続き頑張ってほしいです。日頃の取り組みに感謝!
佐藤さん:小林さんが掛けてくれた言葉で救われたから頑張れたことがあります。自分にとって自慢の生産者の一人です。

小林さんが所属している
つまもの部会
生産者数 | 17名 |
販売数量 | 360万パック |
栽培面積 | 8.7ha |
販売金額 | 11億円 |
安全安心で環境に優しい大葉の栽培に努めています。インスタグラム(SNS)では家庭で作れる大葉を使ったレシピなどを紹介しています。



健康的で、家計にうれしく
気分転換にもなり、楽しめる。
それが家庭菜園の魅力
気分転換にもなり、楽しめる。
それが家庭菜園の魅力
石黒 和夫さん
御津町

10年ほど前から自家用の野菜を育てている和夫さんは、自宅の前と、自宅から少し離れた畑で季節の野菜を育てています。畑はおよそ4アールほどの広さで、秋冬野菜では、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、ネギなど10種類以上を育てています。最初、野菜を育ててみようと始めた時は、まず何をやっていいのか良く分かりませんでした。そこで、職場の近くのJAで野菜の「栽培講習会」に参加し、4年間ほど野菜作りの基礎を学びました。基礎を学んだことで栽培できるようになり、今では毎年好きな野菜の種を植え、野菜が出来るまでが楽しみになりました。野菜作りをするうえで、大変に感じているのは、種を植える時期、水やりの量、タイミング、そして虫の被害です。特に、今期は雨が少なく気温が高いこともあり、虫の被害が多い年でした。防除の方法や、追肥のタイミングなども栽培講習会で学んだことを活かし、必要最低限は行うようにしているそうです。
仕事をする傍ら、野菜を育てている和夫さん。「農作業は外の空気を感じられ、太陽の下で体を動かすので、健康にも良いよ」と笑顔を見せます。農作業が気分転換にもなるそうです。新鮮な野菜が出来ることは、自分にとってうれしいことですが、家族や渡した人が「おいしい」と言ってくれるのは、さらにうれしいそうです。
そんな和夫さんは、「今後も楽しんで続けていきたい」と話してくれました。

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
届ける相手が見えることで、
さらに農業が楽しいと思える
さらに農業が楽しいと思える
つまもの部会所属 小林 正知さん
雇用×生産のバランス
約13年前に実家を継ぎ、就農した正知さんは、およそ60アールの温室で大葉を栽培しています。就農当時よりも規模を拡大し、出荷量を増やしました。今では、総勢50人ほどのスタッフと収穫・出荷作業をしています。就農当時は、特に労働力と生産量の確保や調整が大変でした。大葉の収穫作業は人の手で一枚ずつ収穫するので、人手が必要です。その後のパック詰めなどの出荷作業も多くの人手が必要です。どちらもバランス良くすることは難しいのですが、最近はこのバランスが安定してきたため、出荷量を多くすることができています。「たくさんの人の手があってこそ、品質の高い大葉が出荷できる」と話します。
買ってくれる人のことを考えて
部会と部会担当職員がSNSを使った大葉のPRを始めたことがきっかけで、正知さんは、これまでよりも消費者との距離が近く感じられるようになりました。同時に、より良いものを出荷したいと考えるようになったそうです。大葉にとって最適な環境になるように、毎日、日光の当たり方、温度、湿度など、あらゆることを考え調整しています。「安全安心でおいしい大葉を作り、SNSで食べ方を知ってもらい、毎日大葉を食べてもらいたい」と笑顔を見せます。
そんな正知さんは、「食べてくれる相手を見られるようになった今、改めて農業は楽しいと感じている」と話しました。

部会とともに
つまもの部会担当
佐藤 光さん
お互いの第一印象は?
小林さん:金融共済部署から異動してきたので、第一印象は「どんな人なんだろう」と思いました。
佐藤さん:口数が少なく、正直「とっつきにくい人なのかもしれない」という印象が最初はありました。
あなたにとってどんな存在ですか?
小林さん:指導員としての仕事も、大葉のPRもしっかり取り組んでくれて、とても信頼できる存在です。
佐藤さん:部会のことなど全体を見てくれて、目先のことだけじゃない意見・考えを共有してくれるので、とても頼りになる存在です。
相手の方にメッセージをどうぞ
小林さん:引き続き頑張ってほしいです。日頃の取り組みに感謝!
佐藤さん:小林さんが掛けてくれた言葉で救われたから頑張れたことがあります。自分にとって自慢の生産者の一人です。

小林さんが所属している
つまもの部会
生産者数 | 17名 |
販売数量 | 360万パック |
栽培面積 | 8.7ha |
販売金額 | 11億円 |
安全安心で環境に優しい大葉の栽培に努めています。インスタグラム(SNS)では家庭で作れる大葉を使ったレシピなどを紹介しています。



健康的で、家計にうれしく
気分転換にもなり、楽しめる。
それが家庭菜園の魅力
気分転換にもなり、楽しめる。
それが家庭菜園の魅力
石黒 和夫さん
御津町

10年ほど前から自家用の野菜を育てている和夫さんは、自宅の前と、自宅から少し離れた畑で季節の野菜を育てています。畑はおよそ4アールほどの広さで、秋冬野菜では、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、ネギなど10種類以上を育てています。最初、野菜を育ててみようと始めた時は、まず何をやっていいのか良く分かりませんでした。そこで、職場の近くのJAで野菜の「栽培講習会」に参加し、4年間ほど野菜作りの基礎を学びました。基礎を学んだことで栽培できるようになり、今では毎年好きな野菜の種を植え、野菜が出来るまでが楽しみになりました。野菜作りをするうえで、大変に感じているのは、種を植える時期、水やりの量、タイミング、そして虫の被害です。特に、今期は雨が少なく気温が高いこともあり、虫の被害が多い年でした。防除の方法や、追肥のタイミングなども栽培講習会で学んだことを活かし、必要最低限は行うようにしているそうです。
仕事をする傍ら、野菜を育てている和夫さん。「農作業は外の空気を感じられ、太陽の下で体を動かすので、健康にも良いよ」と笑顔を見せます。農作業が気分転換にもなるそうです。新鮮な野菜が出来ることは、自分にとってうれしいことですが、家族や渡した人が「おいしい」と言ってくれるのは、さらにうれしいそうです。
そんな和夫さんは、「今後も楽しんで続けていきたい」と話してくれました。

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
おいしいと直接言ってもらえることがうれしい
産直出荷者協議会所属 加藤 衣美さん
「かとうさんちのみにとまと」が目印
18歳の頃から実家でミニトマトを栽培する衣美さんは、グリーンセンター全店、産直ひろば御津、Aコープ小坂井店に出荷しています。「かとうさんちのみにとまと」と書かれたポップは親しみやすく、かわいいと好評です。このポップは娘さんが手書きで作っており、カラフルな文字とキャラクターが描かれ、小さな子供にも覚えてもらえるように工夫されています。これまでは父の眞司さんの名前で店頭に並んでいましたが、昨年12月からは衣美さんの名前に変わりました。メインはミニトマトですが、夏の期間限定で「かとうさんちのきゅうり」も出荷しており、こちらも大変人気です。
一度食べたらおいしさがわかる
ハウスで栽培するこだわりのミニトマトは、樹でしっかり色づいてから収穫するので、鮮やかな赤色でとても新鮮です。水の管理を徹底し、野菜本来が持つ甘みを引き出すことで酸味の後にしっかりとした甘みがあり、濃い後味が続きます。「一度食べたらおいしさがわかる」とリピートして買ってくれるお客さんもいるそうです。今期の夏は暑すぎて、苗の育成や樹の管理がとても大変でしたが、おいしいミニトマトが出荷できています。
そんな衣美さんは「出荷した時に声をかけられ、おいしいと言ってもらえたことがうれしかった。これからもおいしいミニトマトを作るので食べてほしい」と話しました。


店舗とともに
グリーンセンター 一宮産直出荷担当
星川 昇功さん 後藤 創さん
グリーンセンター一宮(産直店舗)はどんなお店ですか?
加藤さん:産直店舗は新鮮な野菜が揃っています。ミニトマトも出荷者ごとにたくさん種類があるので、お気に入りを見つけられると思います。
星川さん:地元の生産者を中心に多くの新鮮野菜、花などが並んでいます。グリーンセンター一宮オリジナルのみたらし団子や五平餅も人気です。
産直出荷の良いところはどんなところですか?
加藤さん:出荷者にとって直にお客さんの声が聞けるのはやりがいになります。「〝かとうさんちのみにとまと〟買っていかんと」と声が聞こえたこともあってうれしかったです。
後藤さん:朝採れ野菜が店頭に並ぶなど生産者自ら出荷し、販売できることが何よりの魅力だと思います。新鮮で安全安心が産直店舗の良いところです。

加藤さんが所属している
産直出荷者協議会
部会員数 | 1,226名 |
グリーンセンターや産直ひろばに出荷する農家が所属しています。出荷者に対し、栽培日誌の提出を義務付け、安全安心な農畜産物の出荷に努めています。また、出荷者への栽培サポートの動画提供や講習会を開催し品質の向上に繋げています。



冬だけの楽しみ
木漏れ日に照らされる
鮮やかな赤と深緑の
センリョウ
木漏れ日に照らされる
鮮やかな赤と深緑の
センリョウ
鈴木 正男さん
一宮町

緩やかな傾斜の山道を登った先に広がるのは、正男さんが管理するセンリョウです。およそ10アールほどの広さで、たくさんのセンリョウが植わっています。近年は、こまめに手をかけず、知り合いに分けたり、自宅で飾ったりしていますが、かつては市場に出荷し、東京や関西方面で取引されていました。
40年以上前に先代が畝を作り、種から育てた苗を植えました。そして、先代と一緒に草取りや施肥をしていたそうです。夫婦になってからはいつも2人で一緒に山に入り、栽培管理や収穫をしていました。
センリョウは「正月の縁起物」として知られ、赤いたくさんの実をつけることから「千両」という名前が付いたと言われています。出荷していた当時は、長さや葉の枚数、実の色、付き方など規格が決まっていて、11月末から12月中旬までは出荷作業で大変だったそうです。栽培には環境が大切で、太陽光が当たり過ぎると鮮やかな赤色の実がつきません。反対に、日が全く当たらないと成長せずに、実もつきません。実はいずれ落ちてしまうので、冬の限られた期間だけ楽しむことが出来ます。今年は夏が暑すぎたせいか、例年よりも色付きが遅れているそうです。
そんな正男さんは「今でも3代続く旅館の女将がセンリョウを目当てに訪ねてくれるほど、人のつながりもできた。振り返るとたくさんの思い出が残っている」と話してくれました。