
農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します



農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
食を守る仕事
水田農業経営者部会所属 早川 宏明さん
兼業農家から 専業農家へ
兼業農家として会社勤めをしながら父親と農業をしていた宏明さんは、29歳の時に父親から農業を引き継ぎ、専業のコメ農家となりました。今では依頼を受けた田を含めると25ヘクタールほどの面積で作業を行います。栽培している品種は「コシヒカリ」や「あいちのかおり」、「ヒヨクモチ」です。ヒヨクモチはもち米として契約販売先に出荷しています。コメ農家の繁忙期は田植えと稲刈りの時期であり、作業面積が広いので効率的に作業をしていかないと適期に間に合いません。天候などによって作業できる日が左右されてしまうので、作業が重なってしまった時は「自分があと2、3人ほしい」というのが本音だそうです。
美味しいがうれしい
宏明さんは管内のグリーンセンターなどに自分の栽培したコメを出荷しています。時折、買ってくれた人から連絡が来て「美味しかったから、また新米が出たら教えてね」と言ってもらえることがあります。コメ農家は大変なこともたくさんありますが、食べてくれた人の「美味しい」は一番うれしい言葉だそうです。お勧めの食べ方は「塩むすび」だと教えてくれました。
そんな宏明さんは「食を守るために、自分達コメ農家やオペレーターがやらないといけない。コメ農家は食を守る仕事」と話してくれました。

部会とともに
農産課課長
田口 光宏さん
お互いの印象は?
早川さん:4年ほど前に農産課に来た時から知っています。農産課でも頑張ってもらいたいと思ったのを覚えています。
田口さん:話しやすくて、寛容な人です。。
あなたにとってどんな存在ですか?
早川さん:相談しやすくて、こちらの要望をしっかりと聞いてくれるので頼りになります。
田口さん:新しい取り組みもまずは聞いてくれて一緒に考えてくれる存在です。面積も大きくやられていて、管内の水田を守る存在の一人です。
相手の方にメッセージをどうぞ
早川さん:今後も新しい取り組みや栽培に関して相談させてもらうので、続けて頑張ってもらいたいです。
田口さん:今後も栽培など多方面でサポートしていきます。一緒に頑張りましょう。

早川さんが所属している
水田農業経営者部
部会員数 | 21名 |
販売数量 | 1,471t |
栽培面積 | 924.0ha |
販売金額 | 2.31億円 |
部会では作業受託を中心に水田管理を行い、一般米と特別栽培米を作付けしています。特別栽培米とは地域の慣行レベルに対し農薬・化学肥料(窒素成分)をそれぞれ5割以上削減して栽培した米を指します。精米は「音羽米」、「稲荷の里」、「がき大将」、玄米では「あいちのかおり」としてグリーンセンター・産直ひろば各店で販売しています。



季節限定の楽しみ
秋風に揺れるコスモス畑
秋風に揺れるコスモス畑
竹尾 英子さん 御津町

秋を迎える頃、沿道から見える畑に広がるコスモスの花。毎年、英子さんが育てているコスモス畑では道行く人が綺麗に咲くコスモスを見て、思わず車を止め写真撮影などをしていきます。
最初は水田だったこの場所を畑にし、野菜を育てようとしましたが、水やりが大変でどうしようかと悩んでいたところに、偶然友人から1.5ℓのペットボトル1本分ほどのコスモスの種を譲り受けました。コスモスを育てた経験はありませんでしたが、試しに蒔いたところ綺麗な花を咲かせました。それから20年以上に渡り、毎年コスモスを育てるようになりました。10月頃に花を咲かせるには7月下旬に種蒔きをします。種は手で蒔きますが、トラクターで浅くかき混ぜます。夏は雑草の手入れが必要です。風が冷たくなってくると花が咲き始め、色とりどりの花を咲かせます。およそ1カ月で花が落ち、茶色く変化します。また花から手作業で種を集め、冷凍庫に保存しておき、枯れた花はトラクターで土に戻し、翌年の肥料にしています。
夏の終わりが近づくにつれ、「今年もちゃんと咲いてくれるかなと心配になる」と話す英子さん。「今年はたくさん咲いてくれて良かった。特にお気に入りの色がたくさん咲いてくれたのでうれしい」と笑顔を見せてくれました。

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します



農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
食を守る仕事
水田農業経営者部会所属 早川 宏明さん
兼業農家から 専業農家へ
兼業農家として会社勤めをしながら父親と農業をしていた宏明さんは、29歳の時に父親から農業を引き継ぎ、専業のコメ農家となりました。今では依頼を受けた田を含めると25ヘクタールほどの面積で作業を行います。栽培している品種は「コシヒカリ」や「あいちのかおり」、「ヒヨクモチ」です。ヒヨクモチはもち米として契約販売先に出荷しています。コメ農家の繁忙期は田植えと稲刈りの時期であり、作業面積が広いので効率的に作業をしていかないと適期に間に合いません。天候などによって作業できる日が左右されてしまうので、作業が重なってしまった時は「自分があと2、3人ほしい」というのが本音だそうです。
美味しいがうれしい
宏明さんは管内のグリーンセンターなどに自分の栽培したコメを出荷しています。時折、買ってくれた人から連絡が来て「美味しかったから、また新米が出たら教えてね」と言ってもらえることがあります。コメ農家は大変なこともたくさんありますが、食べてくれた人の「美味しい」は一番うれしい言葉だそうです。お勧めの食べ方は「塩むすび」だと教えてくれました。
そんな宏明さんは「食を守るために、自分達コメ農家やオペレーターがやらないといけない。コメ農家は食を守る仕事」と話してくれました。

部会とともに
農産課課長
田口 光宏さん
お互いの印象は?
早川さん:4年ほど前に農産課に来た時から知っています。農産課でも頑張ってもらいたいと思ったのを覚えています。
田口さん:話しやすくて、寛容な人です。。
あなたにとってどんな存在ですか?
早川さん:相談しやすくて、こちらの要望をしっかりと聞いてくれるので頼りになります。
田口さん:新しい取り組みもまずは聞いてくれて一緒に考えてくれる存在です。面積も大きくやられていて、管内の水田を守る存在の一人です。
相手の方にメッセージをどうぞ
早川さん:今後も新しい取り組みや栽培に関して相談させてもらうので、続けて頑張ってもらいたいです。
田口さん:今後も栽培など多方面でサポートしていきます。一緒に頑張りましょう。

早川さんが所属している
水田農業経営者部
部会員数 | 21名 |
販売数量 | 1,471t |
栽培面積 | 924.0ha |
販売金額 | 2.31億円 |
部会では作業受託を中心に水田管理を行い、一般米と特別栽培米を作付けしています。特別栽培米とは地域の慣行レベルに対し農薬・化学肥料(窒素成分)をそれぞれ5割以上削減して栽培した米を指します。精米は「音羽米」、「稲荷の里」、「がき大将」、玄米では「あいちのかおり」としてグリーンセンター・産直ひろば各店で販売しています。



季節限定の楽しみ
秋風に揺れるコスモス畑
秋風に揺れるコスモス畑
竹尾 英子さん 御津町

秋を迎える頃、沿道から見える畑に広がるコスモスの花。毎年、英子さんが育てているコスモス畑では道行く人が綺麗に咲くコスモスを見て、思わず車を止め写真撮影などをしていきます。
最初は水田だったこの場所を畑にし、野菜を育てようとしましたが、水やりが大変でどうしようかと悩んでいたところに、偶然友人から1.5ℓのペットボトル1本分ほどのコスモスの種を譲り受けました。コスモスを育てた経験はありませんでしたが、試しに蒔いたところ綺麗な花を咲かせました。それから20年以上に渡り、毎年コスモスを育てるようになりました。10月頃に花を咲かせるには7月下旬に種蒔きをします。種は手で蒔きますが、トラクターで浅くかき混ぜます。夏は雑草の手入れが必要です。風が冷たくなってくると花が咲き始め、色とりどりの花を咲かせます。およそ1カ月で花が落ち、茶色く変化します。また花から手作業で種を集め、冷凍庫に保存しておき、枯れた花はトラクターで土に戻し、翌年の肥料にしています。
夏の終わりが近づくにつれ、「今年もちゃんと咲いてくれるかなと心配になる」と話す英子さん。「今年はたくさん咲いてくれて良かった。特にお気に入りの色がたくさん咲いてくれたのでうれしい」と笑顔を見せてくれました。

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します



農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
地元の特産品を守る
かき生産者組織協議会所属 水野 吉章さん
農家3年目、学びながら
およそ25アールの畑で次郎柿を栽培する吉章さんは定年後、父親の代から続くカキの栽培を本格的に行うようになりました。畑に植わっている120本の樹は全て次郎柿です。毎年10月上旬から収穫が始まり、年末まで続きます。柿の栽培で注意が必要なのは剪定・摘蕾・摘果のバランスです。最も理想的なのは一枝に一個の実が成るようにすることですが、残したカキが全て出荷できるわけではないので、慎重になります。枝に実を残し過ぎてしまうと大きな実にならないので、この調整がとても難しいそうです。「まだまだ学びながらだよ」と話してくれました。
人がやってないことをやりたい
吉章さんの栽培する次郎柿は東三河を中心に栽培されている特産の品種で、サラダに合うようなサクサクとした食感が特徴です。近年は管内のカキ畑を管理する人が少なくなったと心配しています。「若い人がいきなりカキの管理をするのは戸惑うと思うから中堅組が繋ぎになれたら」と吉章さんは話します。カキは病害虫や鳥の被害も多い果実です。特にカイガラムシは薬が効きにくく防除が大変です。数年に1度の間隔で樹の皮を剥いで幹の中の虫を落とす作業も必要です。そんな中、苦労して育てたカキの果実ができたときが一番の楽しみだそうです。
そんな吉章さんは「丹精込めて作ったカキをたくさんの人に食べてもらいたい」と笑顔を見せてくれました。

部会とともに
東部営農センター販売担当
久世 康之さん
お互いの印象は?
水野さん:気さくに話しかけてくれて話しやすい印象です。
久世さん:真面目でしっかりと作業をされている方という印象です。
あなたにとってどんな存在ですか?
水野さん:販売担当として市場とのつながりを作り、有利販売に繋げてくれる存在です。
久世さん:今年は代表という立場でもありカキの生産者の中心的な存在です。
相手の方にメッセージをどうぞ
水野さん:販売面は継続してお願いします。担当の部会は多いと思いますが、かき生産者組織協議会もよろしくお願いします。
久世さん:品質の良いものが継続して出荷できるようにこれからも頑張っていきましょう。

水野さんが所属している
かき生産者組織協議会
栽培面積 | 15.8ha |
販売金額 | 1,700万円 |
部会では「次郎柿」を主体に「早秋柿」「富有柿」の3品種を市場出荷しています。



家を囲む植物たちと
オリジナルの多肉ガーデン
オリジナルの多肉ガーデン
鈴木 勢津子さん 三上町

玄関周りにはオリーブやソテツなどの樹木の鉢植えが並び、東側にはススキや紫陽花などの季節の植物、南側は家庭菜園スペースと鉢植えの多肉植物、そして西側には花壇。勢津子さんは家の周りを囲むように植物を育てています。
多肉植物との出会いは20年ほど前、知人が育てていたコモチレンゲという多肉植物を見て、葉がバラのように重なっており、その不思議さとかわいさから、興味を持ち始めました。今では50〜60種類の多肉植物を育てています。多肉植物は落ちた葉を植えておくと、葉から根が生えてきます。通常は鉢植えで育てますが、5年ほど前から多肉植物の地植えスペースを作り、「多肉ガーデン」と名付け、栽培しています。よく「冬は大丈夫なの?」と聞かれるそうですが、これまでの冬は無事に越せて、元気に育っています。
樹木を地植えするとあまりにも大きくなってしまうため、鉢植えで栽培しています。鉢植えは根が大きくなると植え替えが必要になります。植え替えは、植物に合わせ土を配合し、元の鉢から丁寧に植え替えをします。鉢植えの植物も多くあるので、植え替えは大変な作業の一つだそうです。 勢津子さんは「植物もみんな生きていて、ちゃんと育てるとそれに答えてくれるから愛着がわく」と笑顔で話してくれました。