管内のニュース
【スプレーマム部会】新品種検討会
スプレーマム部会は11月19日に花き集出荷センターにてスプレーマム新品種検討会を開催し、部会員やJA職員、種苗会社など約60人が参加しました。
部会員は種苗会社から紹介された約80品種の中から、収量や開花までに必要な日数、消費者ニーズに合うかなどの判断基準をもとに検討を行いました。
冨田将人研究委員長は「色あい、形状や栽培特性など自分たちに適した花を見つける機会となった。今後も継続して種苗会社から情報を収集していきたい」と話しました。
同部会は、昭和49年に全国に先駆けてスプレーマムの栽培を始め、現在は55人が約100品種を栽培しています。栽培面積は延べ52haで関東や東北、大阪の市場に出荷されています。
【組織活性課】みそづくりの動画を配信
組織活性課はみそづくりの動画を作成し、インターネット上の動画投稿サイト「YouTube」で配信しています。
当JAでは毎年2月に、組合員を対象としたみそづくり教室を開催し、例年約300人が参加する人気の講座となっています。しかし、本年は新型コロナウイルス感染症拡大防止により、中止となったため、大豆や麹などの材料の販売を行いました。これに合わせて、作り方をわかりやすく説明するための動画を作成しまし、YouTubeにて無料配信しています。
また、当JAのグリーンセンターでも大豆や麹などが販売されていることから、直売所で動画をPRすることで、地元の農産物の消費拡大にもつなげたいと考えています。
動画は「JAひまわりみそづくり」で検索すれば無料で見ることができます。
【直販課×平松食品】生きくらげの佃煮が人気
豊川市で生産されたキクラゲを使った「国産生きくらげピリ辛明太味」が発売5か月で販売個数2,000個を突破しました。この佃煮は、当JAと株式会社平松食品との初めてのコラボ商品です。 約2年前から、当JAの産直出荷会員がキクラゲの周年での生産を始め、現在は年間30トン以上を生産しています。そこでキクラゲを使った佃煮が商品化されました。
国内に流通するキクラゲは輸入された乾燥キクラゲが多い中、国産の生キクラゲは柔らかくプリッとした食感が特徴です。同社ではその食感を損なわないように、短時間の弱火で炊き上げています。同社オリジナルの保存料無添加・無着色明太ソースが加えられ、甘辛い中にもピリッとした味の一品です。
1袋80グラムで、価格は税込300円。当JAグリーンセンターやAコープ、株式会社平松食品の直営店である美食倶楽部(豊橋市・蒲郡市)でも販売しています。
【バラ部会】クリスマスには赤バラを
日本一の出荷量を誇るバラ部会の栽培するバラの出荷がクリスマスを前にピークを迎えました。
今年は、7月の長梅雨や8月の猛暑などにより栽培に苦労しましたが、11月以降には天候が安定し、品質良く仕上がりました。特に赤バラはクリスマス向けとして、この時期に人気が高まります。同部会では「ミルナ」「サムライ」「ブリランテ」「レッドスター」といった赤色のバラが人気です。
同部会の井上祐子さんは12月上旬よりクリスマス需要のバラの収穫や出荷作業に追われました。井上さんの温室で生産されている赤バラの「ミルナ」は、明るい色合いとボリュームが特徴です。
井上さんは「コロナ禍もあり、自宅で過ごす人が多いと思うので、自宅にバラを飾ることで、心を和ませてほしい」と話しました。
【みかん部会】「あかね夕焼け姫」商品名で差別化
みかん部会は、12月1日より「あかね夕焼け姫」の出荷を始め、約1.5トンを当JAのグリーンセンターなどで販売しました。
同部会では愛知県農業総合試験場が開発した品種「夕焼け姫」を他産地に先駆けて栽培し、3年前より出荷しています。
また、同部会の夕焼け姫は、マルチ栽培にすることで糖度を1~2度高めています。マルチ栽培は、地面にシルバー色のマルチフィルムを敷き、日光の反射を利用してみかんの着色を促すほか、地中に浸透する水分量を抑制し、糖度を高める効果があります。
あかね夕焼け姫は、卸売市場でも評価され、価格は通常の約2倍で取引されています。
近年、愛知県内で夕焼け姫の生産面積が増える中、マルチを使用しない露地栽培の生産も年々増えています。同部会ではこだわりのブランドを守るため、「あかね夕焼け姫」の名称で今年から販売を始めました。
【介護福祉課】JA愛知信連より福祉用具の寄贈
介護福祉課はJA愛知信連より、福祉20用具の寄贈を受けました。
寄贈された福祉用具は、介護時に使用するサポーターや折りたたみ車イス、コロナ禍において利用する電子温度計、介助エプロンの4品目です。
介護福祉課ではこのような福祉用具を活用し、質の高い介護支援を行っています。なお、折りたたみ車イスは希望利用者へ貸し出しています。