農〜farmer's〜

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します

とまと部会所属 長坂 満さん
農〜farmer's〜

農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します

農業は楽しくもあり、
試行錯誤させてくれるもの

とまと部会所属
長坂 満さん

計画に沿って スケジュールを組む

高校、農業大学校で農業を学んだ満さんは、20歳で家業を継ぎました。現在は、6月下旬から8月上旬にかけてアールスメロンを、8月上旬から翌年6月下旬にかけてトマトを栽培しています。栽培面積はメロン約40アール、トマト約50アールで、就農してから徐々に規模を広げてきました。年間を通じて2品目を出荷するためには、作業日数を細かく計算し、計画に沿ってスケジュールを組み立てることが欠かせません。トマトの収穫が遅れれば、次作メロンの定植にも影響し、需要期に合わせた出荷が難しくなります。効率的に栽培を進めるためには、毎年、計画にどれだけ近づけられるかが重要だと満さんはいいます。

味のよいトマトを出荷したい〟

満さんが栽培する「桃太郎トマト(ヨーク)」は、豊川市で30年以上作り続けられている品種です。トマトは水分を適切に管理することで自ら甘みを高めます。また、葉だけでなく実にも十分に日光を当てることで、色づきがよくなります。そのため満さんは、日々ハウス内の環境管理に気を配っています。二重カーテンで保温するのか、日射を確保するために開けるのか、あるいは換気をして湿度を下げるのかを、その日の天候や生育状況に応じて判断しています。近年は高温の影響で栽培が難しくなる場面も増えていることから、部会では新たな品種の導入にも取り組んでいます。それに対応した栽培方法を確立していくことも、これからの課題で、これら全ては「味のよいトマトを出荷するため」です。

満さんは「農業はマニュアルが作れないほど毎年違うという難しさがありますが、その分、自分で考え、工夫できる楽しさがあります」と話しました。

部会とともに

とまと部会担当

田渕  智也さん

お互いの印象は

長坂さん:トマト・アールスメロンのどちらも担当してもらっており、配属当初は不慣れな部分も多かっただろうなという印象です。
田渕さん:新入職員のころから部会の役員でかかわる機会が多く、頼りになる生産者という印象です。

あなたにとってどんな存在ですか

夏目さん:長坂さん:今は農家対応もだいぶ慣れた様子で、私も気軽にやり取りできて助かります。
田渕さん:部会では若手生産者のひとりであり、今後部会を引っ張っていく存在だと思っています。

相手の方にメッセージをどうぞ

長坂さん:もっと生産者のハウスをたくさん見てアドバイスしてほしい。時間がないと思いますが、がんばってほしいです。
田渕さん:いつもお願いごとなどを受けていただいて助かっています。ありがとうございます。

長坂さんが所属している

とまと部会

部会員数 80名
栽培面積 19.1ha
販売数量 458,922ケース
販売金額 8.81億円

とまと部会では、桃太郎系とりんか409の品種を栽培しています。定期的にトマトの検査(色・つや・糖度)などを実施し、品質向上に努めています。豊川市を代表する農産物であり、「とよかわトマト」としてとよかわブランドにも認定されています。

農〜farmer's〜
園

家庭菜園と吹き矢にあり

中尾  敏彦さん
御津町

自宅からほど近い場所にある畑では、敏彦さんが季節の野菜を育てています。家族で食べる分を中心に、冬はホウレンソウやニンジン、ソラマメ、ネギなどを植えました。春に向けてはキュウリやナスを植える予定です。敏彦さんは、日頃から畑に行くのが日課になっています。様子を見に立ち寄り、土に触れ、育ち具合を確かめる。そんな時間が自然と暮らしの一部になっています。

野菜だけでは少し寂しいと感じ、花の苗も一緒に植えています。特別なこだわりはなく、「きれいだな」と思ったものを選びます。畑で心がけているのは、草が生えたらすぐに抜くことです。放っておくとあっという間に広がるため、こまめに手を入れています。「草が生い茂っているより、きれいになっている畑の方が気持ちがいい」と話します。外の空気に触れながら体を動かし、自分で育てた野菜を収穫することが、健康の支えになっています。

もう一つの健康の秘訣は、畑の隣の倉庫内で練習をする「吹き矢」です。長年続けてきた弓道に代わり、10年ほど前から始めました。約10メートル先の直径20センチほどの的を狙い、息を一気に吹き込みます。現在は四段の腕前です。瞬間的な呼吸と正しい姿勢が求められ、集中力も欠かせません。

敏彦さんは「野菜は肥料のタイミングが難しいけれど、おいしくできるとうれしい。吹き矢も野菜作りも、楽しんで続けていきたい」と、笑顔で話してくれました。

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