【就農インターン制度】農家以外からの就農に挑戦
当JAは新規就農を目指す人を支援するため、平成29年から就農インターン制度を始めました。現在は、イチゴ農家で2人、アスパラガス・露地野菜農家で1人が同制度を活用して実習しています。
そのうちの1人である鈴木翔太さんは昨年4月から、いちご部会の日恵野克好さんのもとで実習をしています。鈴木さんは大学を卒業後に農業関係の就職先で農業資材の推進を担当。現場で農業に深く関わる中で、農業への関心が強くなり、愛着のある地元で農業を盛り上げたいという気持ちが強くなりました。農家世帯の出身ではありませんが、当JAの就農インターン制度や新規就農者への支援策を知ったことがきっかけで、就農を考えるようになりました。
研修品目としてイチゴを選んだ理由は、子どもたちが笑顔になるような作物を作りたかったからです。また、愛知県が新品種の開発に力を入れていることや、出荷調整作業を担う東三河パッキングセンター(JAあいち経済連)があることも決めた要因です。
鈴木さんは今夏の作付に向けて準備を進めています。
【バラ部会】生産者や生産現場を動画でPR
バラ部会は生産者や生産現場の様子を撮影した動画を作成し、1月9日からYouTubeにて配信を始めました。
同部会では毎年、卸売市場との販売対策会議や、小売店等との販売促進を目的にした産地ツアー等を開催していましたが、昨年度はこうした取り組みが開催できませんでした。そこで、生産者や生産現場のことを知ってもらうために動画を作成しました。動画ではバラの収穫や栽培管理などの作業工程を知ることが出来ます。
同部会の大井達彦部会長は「動画を通して、バラの生産者や生産現場を知ってもらい当産地のバラに愛着を持ってもらえたら嬉しい」と話しました。