
農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
常に学びとチャレンジができる仕事
とまと部会所属 三浦 昌俊さん
先手を打つ
先代のとまと栽培・アールスメロン栽培を継いだ昌俊さんは、当JAのオリジナルブランド「匠トマト」を栽培しています。トマトの栽培で一番大事にしていることは摘果作業です。高品質のトマトを栽培するためには初期の作業から手間をかけることが大切です。先手を打って、まだ花が咲いている状態から選りすぐり、しっかりと太陽の光を当ててあげます。必要な葉だけを残し、余分な葉は取り除きます。「養分が少しでもトマトに行くように管理する」この作業が、収穫まで連動しています。
色あがりの良さ、 つやを追求する
トマトは水分を絞ると旨みが凝縮され甘みが強くなります。糖度などの基準を上回ったトマトだけが「匠トマト」として出荷されます。水分の調整、与える肥料の量、玉の大きさ、色つやの全てをバランス良く栽培するのは大変難しいことです。昌俊さんは部会の代名詞でもある色あがりの良さ、つやにこだわっています。「自分の作ったものが市場や生産仲間に良くも悪くも評価され、それが次作の励みになる」と栽培の面白さを話します。 昌俊さんは「今まで農業をしてきて常に失敗とチャレンジの連続だったが、それが楽しさでもあった。昨今の農業経営は厳しく失敗できないが、チャレンジは続けていきたい」と話してくれました。

部会とともに
販売指導課とまと部会担当
小林 一也さん
お互いの印象は?
三浦さん:情報収集が得意で、知識も技術もある印象です。
小林さん:しっかり考えがあって、栽培や仕上がりのこだわりが強い方だと思います。
あなたにとってどんな存在ですか?
三浦さん:困った時に助けてくれる。栽培に関することは1番に相談する相手。
小林さん:栽培の先生のうちの一人。話していて学ぶことのほうが多いです。
相手の方へメッセージをどうぞ!
三浦さん:高品質なトマトの産地として一緒に盛り上げていきましょう。
小林さん:これからも一緒に栽培管理などの勉強をしていきましょう。

撮影日:令和4年11月9日 撮影者:山本 恵〈tori film〉
三浦さんが所属している
とまと部会
部会員数 | 84名 |
年間販売数量 | 約65万ケース |
栽培面積 | 24.7ha |
年間販売金額 | 約10億円 |
とまと部会では、定期的にトマトの検査(色・つや・糖度)などを実施し、品質向上に努めています。



土からつくる、
楽しさあふれる季節の菜園
二村 年昭さん赤坂町

玄関を囲むプランターと、家の前に広がる畑に季節の野菜。この冬は白菜、キャベツ、ブロッコリーなど9種類ほどの栽培をしています。年昭さんはもともと玄関先でプランター栽培を楽しんでいましたが、家の建て替えを機に畑作りを始めました。まず、庭に埋まった石を堀り出し、土を整備し、出来上がった畑に初めてサツマイモの苗を植えました。サツマイモは順調に育ち、予想を超える量が収穫出来ました。その経験があって季節の野菜を育てるようになりました。
今では、堆肥を自ら作るなど土づくりにこだわっています。栽培も種から育てるようになり、まるで子どもを育てるような感覚で手入れをしています。苗よりも種から育てる方が難しいと感じています。芽が出る喜びがあり、育てる楽しさも倍になります。
家庭菜園を始めて、自然と触れ合う時間が多くなりました。作業は楽しく、辛いと感じることはありません。時には夫婦で、時には娘夫婦と一緒に作業をし、家族のコミュニケーションにも繋がっています。何より、育てた野菜を家族や近所に配ると喜んでくれることがうれしいそうです。
「自分で育てた野菜はやっぱり格別」と笑顔を見せる年昭さん。今後は栽培の面積を少し大きくできたらと話してくれました。

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
常に学びとチャレンジができる仕事
とまと部会所属 三浦 昌俊さん
先手を打つ
先代のとまと栽培・アールスメロン栽培を継いだ昌俊さんは、当JAのオリジナルブランド「匠トマト」を栽培しています。トマトの栽培で一番大事にしていることは摘果作業です。高品質のトマトを栽培するためには初期の作業から手間をかけることが大切です。先手を打って、まだ花が咲いている状態から選りすぐり、しっかりと太陽の光を当ててあげます。必要な葉だけを残し、余分な葉は取り除きます。「養分が少しでもトマトに行くように管理する」この作業が、収穫まで連動しています。
色あがりの良さ、 つやを追求する
トマトは水分を絞ると旨みが凝縮され甘みが強くなります。糖度などの基準を上回ったトマトだけが「匠トマト」として出荷されます。水分の調整、与える肥料の量、玉の大きさ、色つやの全てをバランス良く栽培するのは大変難しいことです。昌俊さんは部会の代名詞でもある色あがりの良さ、つやにこだわっています。「自分の作ったものが市場や生産仲間に良くも悪くも評価され、それが次作の励みになる」と栽培の面白さを話します。 昌俊さんは「今まで農業をしてきて常に失敗とチャレンジの連続だったが、それが楽しさでもあった。昨今の農業経営は厳しく失敗できないが、チャレンジは続けていきたい」と話してくれました。

部会とともに
販売指導課とまと部会担当
小林 一也さん
お互いの印象は?
三浦さん:情報収集が得意で、知識も技術もある印象です。
小林さん:しっかり考えがあって、栽培や仕上がりのこだわりが強い方だと思います。
あなたにとってどんな存在ですか?
三浦さん:困った時に助けてくれる。栽培に関することは1番に相談する相手。
小林さん:栽培の先生のうちの一人。話していて学ぶことのほうが多いです。
相手の方へメッセージをどうぞ!
三浦さん:高品質なトマトの産地として一緒に盛り上げていきましょう。
小林さん:これからも一緒に栽培管理などの勉強をしていきましょう。

撮影日:令和4年11月9日 撮影者:山本 恵〈tori film〉
三浦さんが所属している
とまと部会
部会員数 | 84名 |
年間販売数量 | 約65万ケース |
栽培面積 | 24.7ha |
年間販売金額 | 約10億円 |
とまと部会では、定期的にトマトの検査(色・つや・糖度)などを実施し、品質向上に努めています。



土からつくる、
楽しさあふれる季節の菜園
二村 年昭さん赤坂町

玄関を囲むプランターと、家の前に広がる畑に季節の野菜。この冬は白菜、キャベツ、ブロッコリーなど9種類ほどの栽培をしています。年昭さんはもともと玄関先でプランター栽培を楽しんでいましたが、家の建て替えを機に畑作りを始めました。まず、庭に埋まった石を堀り出し、土を整備し、出来上がった畑に初めてサツマイモの苗を植えました。サツマイモは順調に育ち、予想を超える量が収穫出来ました。その経験があって季節の野菜を育てるようになりました。
今では、堆肥を自ら作るなど土づくりにこだわっています。栽培も種から育てるようになり、まるで子どもを育てるような感覚で手入れをしています。苗よりも種から育てる方が難しいと感じています。芽が出る喜びがあり、育てる楽しさも倍になります。
家庭菜園を始めて、自然と触れ合う時間が多くなりました。作業は楽しく、辛いと感じることはありません。時には夫婦で、時には娘夫婦と一緒に作業をし、家族のコミュニケーションにも繋がっています。何より、育てた野菜を家族や近所に配ると喜んでくれることがうれしいそうです。
「自分で育てた野菜はやっぱり格別」と笑顔を見せる年昭さん。今後は栽培の面積を少し大きくできたらと話してくれました。

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します



農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
生きる上で欠かせない「食」を作っている
いちご部会所属 鳥山 隆夫さん
毎日行きたくなるようなハウスにする
父親から農業を継いで10年が経過し、11年目の収穫の時期を迎えました。隆夫さんの栽培するいちごの品種は「とちおとめ」です。甘味が強く、酸味もバランス良くあり、果肉が詰まったジューシーな味わいが特徴です。隆夫さんの栽培するイチゴは手入れの積み重ねによって作られています。高設栽培施設を囲む白いシートは全て手作業で巻かれ、数か所がホチキスで固定されています。害虫の侵入や雑草が生えないようにするためです。苗を植えたあとも余分な茎が次々に生えてきます。全ての株を見て必要以外の茎は1本1本手で外していきます。「毎日顔を見て、対話して。気持ち込めないと。毎日行きたくなるようなハウスなら仕事も楽しい」と隆夫さんは話します。
後悔したくない
「イチゴの栽培は毎年違うから難しい」と話す隆夫さん。イチゴは気温、天候など環境によって形や味が変わってきます。形の良くて美味しいイチゴをたくさん作るためには毎年毎年が勝負です。今でも他の部会員の栽培の様子を伺い、参考になりそうなことはやってみるそうです。「やって失敗したら納得出来るけど、後でやっておけば良かったとは思いたくない」と決めているそうです。
隆夫さんは「自分にとって農業は生きる上で必要な食を作る仕事。食べる人が美味しいと思うイチゴを作りたい」と話してくれました。

部会とともに
販売指導課いちご部会担当
佐宗 祐希さん
お互いの印象は?
鳥山さん:真面目な方だなと思いました。
佐宗さん:丁寧な栽培をされる方だと思いました。
あなたにとってどんな存在ですか?
鳥山さん:最新の資材や、肥料の情報を教えてくれるので助かっています。
佐宗さん:栽培方法を参考にさせてもらっています。部会でも共有するようにしています。
相手の方へメッセージをどうぞ!
鳥山さん:長くいてほしいと思います。部会員のハウスにどんどん顔を出してほしいです。
佐宗さん:育苗や栽培、部会のことなどアドバイスいただきありがとうございます。

撮影日:令和4年10月26日 撮影者:山本 恵〈tori film〉
鳥山さんが所属している
いちご部会
部会員数 | 99名 |
販売数量 | 278万パック |
面 積 | 17ha |
販売金額 | 9.4億円 |
いちご部会では「とちおとめ」「やよいひめ」「ゆめあのか」を主に栽培しています。
農薬使用基準の遵守はもちろんのこと、パック詰め作業時の衛生帽着用や手洗いの施行など衛生管理を徹底し、消費者に安心していただけるイチゴ栽培に努めています。



錆びた雰囲気と緑が並ぶ庭
今泉 三香子さん
大木町

太陽の光が一番当たる土間は植物の手入れをしやすいように広くとり、土間には緑をベースに植えた植物とレトロなアイテムが並びます。三香子さんは、古材や錆びの雰囲気が好きで、一緒に並べる鉢もお気に入りのものです。また、鉢を飾る棚など自分で作れるものは手作りしています。
季節の花を取り入れることも多く、冬は毎年、母校で販売されるシクラメンを飾っています。土選びや鉢選びは自己流なので、植物の栽培は今でも難しいと感じますが、毎日庭を眺めるのが楽しみになっています。
庭をいじることが趣味だった祖母や父の影響で自然が好きになった三香子さん。実家の庭も家族で手入れをしています。実家では姉妹でガーデンカフェを開くことがあり、三香子さんの楽しみのひとつです。実家でも自宅でも飾られているものは、新しく造られたものというよりは、どこか懐かしく温かさを感じるもので、古材が売られているショップで購入したり、知人から古くて使わなくなった物をいただくこともあるそうです。
「自分が好きなことだから楽しめる」と話す三香子さん。今後は自宅の庭にテーブルや椅子を置いて外の空間を楽しみたいそうです。