
農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
想いを込めたアレンジフラワーで
喜んでもらえたら
喜んでもらえたら
産直出荷者組織協議会所属 牧野 早苗さん
いろいろな花を育てたい
グリーンセンター豊川・一宮・音羽を中心に切花とアレンジフラワー、ミニ仏花などを出荷する早苗さんは、もっといろいろな花を育てたいと昨年の10月から、自身専用の温室を借りて花の栽培を行っています。これまでは実家のスプレーマムの温室の一部や露地で栽培をしていました。グリーンセンターに仏花を出荷している時に、「自分が花を手向けてもらうなら自分の好きな色の花や、季節感のある花など想いが込められているほうがうれしい」と感じ、真っ白な花だけの仏花や桃の花を使った仏花なども並べるようになったそうです。
オリジナルのアレンジフラワー
温室でいろいろな花を育てるようになってからアレンジフラワーの出荷も始めました。以前、生花店で働いていたときの知識とバラ農家のパートで学んだことを活かし、染め上げた花や、ドライフラワー、バルーンを組み合わせたオリジナルのアレンジフラワーを作っています。花ごとに染まり方も異なるので、いろいろな花を試作し、アレンジの材料を揃え、飾り付けます。「作業は大変だけど楽しい」と笑顔で話します。そんな早苗さんは「最近はペットへのお供え用のアレンジも人気。ペットも大切な家族なので、作ると喜んでもらえる。要望があれば出来るだけ応えていきたい」と話してくれました。

店舗とともに
グリーンセンター豊川 産直出荷担当
池田 維摩さん
中尾 歩夢さん
グリーンセンター豊川(産直店舗)はどんなお店ですか?
牧野さん:店舗で働くスタッフ皆さんが話しやすくて、良いお店だと思います。出荷に行くと「ここに置いてください」とちょっとしたコーナーを作ってくれるのでうれしいです。特に豊川はお客さんがたくさんというイメージがあります。
池田さん:豊川市の真ん中に位置しているので、多種多様な野菜・果物・花きなどが出荷されてきます。朝一番の出荷のみではなく、日中も出荷者さんが出荷するのも特色の一つだと思います。 産直出荷の良いところはどんなところですか?
産直出荷の良いところはどんなところですか?
牧野さん:たくさんの種類の花が出荷されていて、値段も手頃で品質も良いものが多いと思います。もっとアレンジフラワーの売り場を発展させたいです。
中尾さん:出荷者さんと対面でコミュニケーションが取れるので、出荷物のこだわりを聞いて販売面でサポートできることです。また、自分が知らない野菜や見たことがない出荷物を使った農家オリジナルレシピを教えてもらえるので楽しいです。

牧野さんが所属している
産直出荷者組織協議会
会員数 | 1,226名 |
専用の染色液を使って、染め上げます。写真の青く見えるバラや水色がかかったスプレーマムは染め上げることでこうした色合いになっています。



料理をおいしく作るために
自分の菜園で育てた食材を
自分の菜園で育てた食材を
十文字 博雄さん 蔵子

自宅前にあるのは、畑、果樹、山菜が育つ庭。博雄さんが育てている家庭菜園です。農地の広さは約8アール、畑は約3アールの広さです。子どもの頃から母親と野菜を育て、仕事で25年間アメリカに住んでいた時も庭で日本の野菜を育てていました。そして10年ほど前に妻の実家がある豊川市に来てからも庭で野菜を育てています。また、料理好きでもある博雄さんは、昨年、小麦栽培に挑戦し、自ら石臼で挽いて全粒粉を作り、パンを焼きました。「自分で作った食材で料理を作るのは楽しいし、おいしい」と話します。
自分で作る野菜は無農薬にこだわり、肥料も手作りです。義父が作った腐葉土を引き継ぎ、落ち葉や米ぬか、牛糞、野菜くずなどを混ぜ合わせます。フカフカで良い土壌になるそうです。一方で、草取りや土を耕す作業なども全て人力で行うので、作業が多く大変な面もあります。畑にはトウモロコシ、枝豆、アスパラガス、ソラマメ、ジャガイモ、コンニャク芋、トウガラシなどが植わっており、玉ねぎだけでも超極早生から晩生まで7品種が植わっています。今年は新たに山芋の栽培に挑戦しています。果樹はスモモ、柿、栗、オレンジ、ゆずなど、山菜はタラの芽が収穫できます。自家用として栽培していますが、たくさん獲れた時は自宅前の野菜スタンドで販売しています。
そんな博雄さんは、「毎回新しい野菜を試して作り楽しんでいる。以前やった米作りにもまた挑戦してみたい」と話してくれました。
※1アールは100平方メートル(約30坪)

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
想いを込めたアレンジフラワーで
喜んでもらえたら
喜んでもらえたら
産直出荷者組織協議会所属 牧野 早苗さん
いろいろな花を育てたい
グリーンセンター豊川・一宮・音羽を中心に切花とアレンジフラワー、ミニ仏花などを出荷する早苗さんは、もっといろいろな花を育てたいと昨年の10月から、自身専用の温室を借りて花の栽培を行っています。これまでは実家のスプレーマムの温室の一部や露地で栽培をしていました。グリーンセンターに仏花を出荷している時に、「自分が花を手向けてもらうなら自分の好きな色の花や、季節感のある花など想いが込められているほうがうれしい」と感じ、真っ白な花だけの仏花や桃の花を使った仏花なども並べるようになったそうです。
オリジナルのアレンジフラワー
温室でいろいろな花を育てるようになってからアレンジフラワーの出荷も始めました。以前、生花店で働いていたときの知識とバラ農家のパートで学んだことを活かし、染め上げた花や、ドライフラワー、バルーンを組み合わせたオリジナルのアレンジフラワーを作っています。花ごとに染まり方も異なるので、いろいろな花を試作し、アレンジの材料を揃え、飾り付けます。「作業は大変だけど楽しい」と笑顔で話します。そんな早苗さんは「最近はペットへのお供え用のアレンジも人気。ペットも大切な家族なので、作ると喜んでもらえる。要望があれば出来るだけ応えていきたい」と話してくれました。

店舗とともに
グリーンセンター豊川 産直出荷担当
池田 維摩さん
中尾 歩夢さん
グリーンセンター豊川(産直店舗)はどんなお店ですか?
牧野さん:店舗で働くスタッフ皆さんが話しやすくて、良いお店だと思います。出荷に行くと「ここに置いてください」とちょっとしたコーナーを作ってくれるのでうれしいです。特に豊川はお客さんがたくさんというイメージがあります。
池田さん:豊川市の真ん中に位置しているので、多種多様な野菜・果物・花きなどが出荷されてきます。朝一番の出荷のみではなく、日中も出荷者さんが出荷するのも特色の一つだと思います。 産直出荷の良いところはどんなところですか?
産直出荷の良いところはどんなところですか?
牧野さん:たくさんの種類の花が出荷されていて、値段も手頃で品質も良いものが多いと思います。もっとアレンジフラワーの売り場を発展させたいです。
中尾さん:出荷者さんと対面でコミュニケーションが取れるので、出荷物のこだわりを聞いて販売面でサポートできることです。また、自分が知らない野菜や見たことがない出荷物を使った農家オリジナルレシピを教えてもらえるので楽しいです。

牧野さんが所属している
産直出荷者組織協議会
会員数 | 1,226名 |
専用の染色液を使って、染め上げます。写真の青く見えるバラや水色がかかったスプレーマムは染め上げることでこうした色合いになっています。



料理をおいしく作るために
自分の菜園で育てた食材を
自分の菜園で育てた食材を
十文字 博雄さん 蔵子

自宅前にあるのは、畑、果樹、山菜が育つ庭。博雄さんが育てている家庭菜園です。農地の広さは約8アール、畑は約3アールの広さです。子どもの頃から母親と野菜を育て、仕事で25年間アメリカに住んでいた時も庭で日本の野菜を育てていました。そして10年ほど前に妻の実家がある豊川市に来てからも庭で野菜を育てています。また、料理好きでもある博雄さんは、昨年、小麦栽培に挑戦し、自ら石臼で挽いて全粒粉を作り、パンを焼きました。「自分で作った食材で料理を作るのは楽しいし、おいしい」と話します。
自分で作る野菜は無農薬にこだわり、肥料も手作りです。義父が作った腐葉土を引き継ぎ、落ち葉や米ぬか、牛糞、野菜くずなどを混ぜ合わせます。フカフカで良い土壌になるそうです。一方で、草取りや土を耕す作業なども全て人力で行うので、作業が多く大変な面もあります。畑にはトウモロコシ、枝豆、アスパラガス、ソラマメ、ジャガイモ、コンニャク芋、トウガラシなどが植わっており、玉ねぎだけでも超極早生から晩生まで7品種が植わっています。今年は新たに山芋の栽培に挑戦しています。果樹はスモモ、柿、栗、オレンジ、ゆずなど、山菜はタラの芽が収穫できます。自家用として栽培していますが、たくさん獲れた時は自宅前の野菜スタンドで販売しています。
そんな博雄さんは、「毎回新しい野菜を試して作り楽しんでいる。以前やった米作りにもまた挑戦してみたい」と話してくれました。
※1アールは100平方メートル(約30坪)

農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
ユリは1本でも豪華で様になる花。
1本1本に情熱を込めて
1本1本に情熱を込めて
洋花部会所属 平尾 恭紹さん
1つの球根に1つの茎
18歳から農業を始め、26歳の時にユリの栽培を始めた恭紹さん。それから、30年以上、ユリの栽培を続けています。ユリは品種によって生育が大きく違うので、品種ごとに合わせた栽培をします。現在は豪華さと優雅さを兼ね備えたプレミアムブロンド(白)や先端に花粉がつかず開花時の手入れが簡単なバンドーム(ピンク)など10~15品種を選定し、出荷しています。ユリは球根を土に植えて、およそ100日後に収穫をします。1つの球根に1つの茎が伸び、5輪を目安に花をつけます。球根から茎が育たない、花がつかない場合は出荷が出来ません。恭紹さんは1本1本に情熱を込めて、品質の良い花がたくさん育つように心がけています。
難しいのは土づくり
ユリの球根は畝から10㎝ほど掘ったところに植えます。1年に2作を3年続けると土が傷み、栽培に適さなくなってしまうので、かつては別の畑を借り、土の入れ替えをした時もあったそうです。現在は7月頃に太陽熱で土壌消毒を行っています。毎年、ハウス内をきれいに片付け、フィルムシートなどで土を覆い、殺菌や土壌改良して球根の植え付けをしています。洋花部会では唯一、ユリを栽培する恭紹さんは「ユリは日本で一番好かれてきた花なんだよ」と笑顔を見せます。
そんな恭紹さんは「ユリは1本でも様になるほど豪華な花。個人的にも好きな花なので、ぜひ飾ってほしい」と話してくれました。

部会とともに
花き課 洋花部会担当
神谷 俊成さん
お互いの印象は?
平尾さん:最初はおとなしくて、真面目な職員だなという印象でした。
神谷さん:フランクにいろいろ話してくれる印象です。
あなたにとってどんな存在ですか?
平尾さん:販売担当職員の先輩としてサポートもしてくれる頼りになる存在です。
神谷さん:考え方など学ぶことが多く、経営者としても尊敬できる存在です。
相手の方にメッセージをどうぞ
平尾さん:栽培のこと以上に、JAと生産者をつなぐ存在として期待しています。
神谷さん:もっと頼ってもらえるように今後も頑張ります。

平尾さんが所属している
洋花部会
部会員数 | 16名 |
栽培面積 | 4.8ha |
販売金額 | 1億円 |
ユリ、ガーベラ、カーネーション、トルコギキョウ、デルフィニウム、ストック、ヒマワリ、ハイブリッドスターチス、ケイトウ、ハボタンなど年間を通じて、首都圏などをはじめとした市場へ出荷しています。部会では消費者のニーズに合った品種の導入、品質の向上を目指しています。



季節の花と笑顔が咲く
心をつなぐハートの園
ハートの園
滝本 久子さん 麻生田町

真ん中にはハートの形に花々が植わり、ハートの園のシンボルとなっています。植える花は季節によっても変わりますが、年によっても変えています。今年は色とりどりのパンジーやビオラを植えました。もともとは耕作放棄地でしたが、代表の久子さんが同級生らと力を合わせ、いつでも気軽に寄れる憩いの場として整備しました。
令和が始まった日、令和元年5月1日からハートの園としてスタートとなりました。その年は久子さんら同級生が喜寿を迎える年でした。毎週土曜日は園の手入れに集まり、毎月1回はその月に誕生日を迎えるメンバーのお祝いをします。年齢が重なるにつれ、付き合いが希薄になっていってしまうと感じた久子さんは、人のつながりが大切だと感じ、始めた催しです。スタートから5年が経過した今も恒例の集まりとなっています。
同級生を中心に始まったハートの園ですが、人が人を呼び、新たに花好きな人が花を植え、仲間が増えていきました。令和6年4月からは、これまでの同級生での集まりから新たに「ハートの会」と改め、交流の場を作ることにしたそうです。
そんな久子さんは「ぜひ気軽に見に来てほしい。この場所が人と人、心をつなぐ場所として残っていくのが願い」と笑顔で話してくれました。