管内のニュース
【組織活性課】残暑の中、農作業を楽しむ
組織活性課は、9月5日に令和2年度食農体験講座「わい!わい!農園」の第4回目を開催し、15組58人の親子が参加しました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、参加者を2グループ分けて、ジャガイモの定植とダイコンの種を播きました。晴天の中、参加した家族は農家ボランティアや若手職員とともに汗を流しながら和気あいあいと作業を進めました。
参加した家族は「今年はコロナ禍で旅行などへ行けないため、農園を楽しみにしていた。子供たちも外でのびのびと楽しんでくれた。ジャガイモとダイコンの収穫がとても楽しみ」と話しました。
10月はサツマイモの収穫を行い、11月の卒園式では、今回定植をしたジャガイモやダイコンを収穫し、半年間の農園体験を振り返ります。
【直販課】HACCPの制度化に向けて
当JAでは農産物の加工品出荷者のHACCP(ハサップ)の制度化を受けて準備を進めています。8月20日には農林水産省や一般財団法人食品産業センター職員がグリーンセンター一宮の加工品等の販売状況及び加工品出荷者の製造工程などを確認しました。
食品衛生法の一部が改正され、来年6月までに原則全ての食品等業者に対して、HACCPに沿った衛生管理が求められます。HACCPは食中毒や異物混入などの食品事故を防ぐために、製造から出荷までの全工程における衛生管理手順を「見える化」し、「管理」するものです。
当JAのグリーンセンターに出荷される漬物などの加工品の製造においても、生産者は衛生管理計画の策定と実践が必要となります。直販課では、来年6月に向けて出荷者を支援していきます。
【本宮の湯×バラ部会・ローズメイト】バラの祭典を開催
バラ部会の女性組織であるローズメイトは、8月8日に行われた「バラの祭典」の会場内のカーテンやアーチ、看板などをバラで装飾しました。同部会で栽培された約3,000本のバラが来場者を魅了しました。
この取り組みは18周年を迎えた本宮の湯の記念イベントで、18周年のロゴをバラでかたどった看板やアーチなどが華やかに飾られました。装飾にはローズメイトの他、バラ部会青年部や豊川市職員、愛知県農業改良普及課、JA職員も参加し、1日がかりで行われました。来場者はバラのアーチを背に写真を撮ったり、思い思いに楽しんでいました。
ローズメイトの天野貴子会長は「初めての装飾で苦労したが会員と知恵を出し、多くの方に手伝っていただき、会場を華やかに彩ることができた」と話しました。
【バラ生産量日本一】園子温監督、斎藤工さんにとよかわバラを贈呈
豊川市出身で映画監督の園子温さんと俳優の斎藤工さんが豊川稲荷と進雄神社にて、6月23日に映画を撮影しました。
進雄神社に訪れたお二人に豊川市の竹本幸夫市長からとよかわバラと地域農業応援店ガトー・ラヴィの音羽米を使ったコメランタンや稲荷寿司が贈られました。
今回撮影した映画は、5つの話にて構成されるオムニバス映画「緊急事態宣言」のひとつで、斎藤工さん主演の「孤独な19時」。これらの映画は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い発令された緊急事態宣言とともに発生する生活変化をそれぞれの視点から作品にしたものです。同映画は「amazon prime video」にて配信されています。
【いちじく部会】露地イチジク出荷で遅れるも品質良好
いちじく部会は、8月7日に西部営農センターで露地イチジクの出荷会議を開催し、生産者や職員約40人が出席しました。
本年は長引く梅雨の影響で出荷が遅れましたが、現在は平年並みの出荷量となっています。参加者は階級ごとにサンプルを選別するなど出荷規格を確認しました。
髙橋哲夫部会長は「市場からの期待も高いので、出荷規格に合わせた品質の高いイチジクを出荷してほしい」と話しました。
当JAのイチジクは京浜地区を中心に販売されています。
【わい!わい!農園】ダンボール窯でピザ作り
8月1日に令和2年度の食農体験講座「わい!わい!農園」の第5回目を開催し、14組55人の親子が参加しました。今回は、サツマイモの除草作業の他、ダンボール窯を使ったピザ作りも体験しました。
6月に自分たちが植え付けたサツマイモは梅雨の長雨による生育への影響が心配されましたが順調に生育していました。参加者は生育を確認しながら除草作業を行った後、花き集出荷センターにて、ピザを作りました。ダンボールの内側にアルミホイルを貼り、炭を入れた窯で、地元産のピーマンやタマネギ、ウインナーなどをトッピングしたピザをじっくり焼き上げました。ピザを見た子供たちは歓声を上げて、できたてのピザに舌鼓を打ちました。