管内のニュース
【花育教室】地元の花で楽しむ
当JAは12月6日に花育教室を開き、15組30人の親子が参加しました。
花育教室は、地元住民に花を身近に感じてもらうことを目的とした花育活動。参加者は当JAで生産されているバラやスプレーマム、ガーベラの特徴などを学んだ後、バラ部会のローズメイトのメンバーに教わりながらアレンジフラワー作成を楽しみました。
【新米「稲荷の里」を寄贈】お米で結ぶ地域の輪
権田晃範組合長は、12月24日に豊川市の竹本幸夫豊川市長の元を訪れ、市内で栽培された新米「稲荷の里」を寄贈しました。
寄贈した新米は「お米で結ぶ地域の輪 わい!わい!募金活動」にて、9月~11月に当JAの本支店や営農センター、グリーンセンターなどの店舗で集まった募金で購入したもの。募金総額110,740円の新米350㎏を購入し、寄贈しました。新米は豊川市を通じて、市内の3つの福祉施設へ届けられました。
権田組合長は、「多くの方からの募金によって、本年も新米を寄贈することができた。是非、地元で生産された新米を味わってほしい」と話しました。
【スプレーマム部会】新品種検討会
スプレーマム部会は11月19日に花き集出荷センターにてスプレーマム新品種検討会を開催し、部会員やJA職員、種苗会社など約60人が参加しました。
部会員は種苗会社から紹介された約80品種の中から、収量や開花までに必要な日数、消費者ニーズに合うかなどの判断基準をもとに検討を行いました。
冨田将人研究委員長は「色あい、形状や栽培特性など自分たちに適した花を見つける機会となった。今後も継続して種苗会社から情報を収集していきたい」と話しました。
同部会は、昭和49年に全国に先駆けてスプレーマムの栽培を始め、現在は55人が約100品種を栽培しています。栽培面積は延べ52haで関東や東北、大阪の市場に出荷されています。
【組織活性課】みそづくりの動画を配信
組織活性課はみそづくりの動画を作成し、インターネット上の動画投稿サイト「YouTube」で配信しています。
当JAでは毎年2月に、組合員を対象としたみそづくり教室を開催し、例年約300人が参加する人気の講座となっています。しかし、本年は新型コロナウイルス感染症拡大防止により、中止となったため、大豆や麹などの材料の販売を行いました。これに合わせて、作り方をわかりやすく説明するための動画を作成しまし、YouTubeにて無料配信しています。
また、当JAのグリーンセンターでも大豆や麹などが販売されていることから、直売所で動画をPRすることで、地元の農産物の消費拡大にもつなげたいと考えています。
動画は「JAひまわりみそづくり」で検索すれば無料で見ることができます。
【直販課×平松食品】生きくらげの佃煮が人気
豊川市で生産されたキクラゲを使った「国産生きくらげピリ辛明太味」が発売5か月で販売個数2,000個を突破しました。この佃煮は、当JAと株式会社平松食品との初めてのコラボ商品です。 約2年前から、当JAの産直出荷会員がキクラゲの周年での生産を始め、現在は年間30トン以上を生産しています。そこでキクラゲを使った佃煮が商品化されました。
国内に流通するキクラゲは輸入された乾燥キクラゲが多い中、国産の生キクラゲは柔らかくプリッとした食感が特徴です。同社ではその食感を損なわないように、短時間の弱火で炊き上げています。同社オリジナルの保存料無添加・無着色明太ソースが加えられ、甘辛い中にもピリッとした味の一品です。
1袋80グラムで、価格は税込300円。当JAグリーンセンターやAコープ、株式会社平松食品の直営店である美食倶楽部(豊橋市・蒲郡市)でも販売しています。
【バラ部会】クリスマスには赤バラを
日本一の出荷量を誇るバラ部会の栽培するバラの出荷がクリスマスを前にピークを迎えました。
今年は、7月の長梅雨や8月の猛暑などにより栽培に苦労しましたが、11月以降には天候が安定し、品質良く仕上がりました。特に赤バラはクリスマス向けとして、この時期に人気が高まります。同部会では「ミルナ」「サムライ」「ブリランテ」「レッドスター」といった赤色のバラが人気です。
同部会の井上祐子さんは12月上旬よりクリスマス需要のバラの収穫や出荷作業に追われました。井上さんの温室で生産されている赤バラの「ミルナ」は、明るい色合いとボリュームが特徴です。
井上さんは「コロナ禍もあり、自宅で過ごす人が多いと思うので、自宅にバラを飾ることで、心を和ませてほしい」と話しました。