管内のニュース
【JAみどりに特産加工品を発送】管内のイチジクを使ったバウムクーヘン
当JAは県内のJAみどり(名古屋市緑区を管内とするJA)に敬老会の記念品として管内のイチジクを使った「いちじくバウムクーヘン」を発送しました。
JAみどりでは例年、敬老会を開いていますが、今年はコロナ禍のため中止し、同会の招待対象者900人に当JAのバウムクーヘンを贈ることにしました。
なお、昨年6月にも新型コロナウイルスの影響で、農産物価格が大幅に下落した際、JAみどりの職員は当JAの野菜ボックスを購入し、当JAの農業を支援してくれました。
このバウムクーヘンは数量限定で当JAのグリーンセンターでも販売されています。
【不動産相談センター】空き家相談・巡回の新サービス開始
不動産相談センターでは本年度より空き家相談・巡回サービスを始めました。
巡回サービスは当JA職員が、空き家の所有者やその家族に代わって、空き家の郵便物や建物の外観、雑草、庭木等の状況を月1回、巡回して確認するものです。空き家の所有者には年2回、報告書を送付し、費用は月々2,750円です。
当JAが始めた空き家巡回サービスは、物件が豊川市内にあることなど、一定の要件がありますので、詳しくは不動産相談センターまでお問い合わせください。
また、同センターでは組合員や地域の方の資産活用を支援するため、土地売買や相続相談、アパート管理、駐車場管理なども行っています。
【トマトの出荷がスタート】悪天候にも関わらず品質良好
とまと部会は、9月17日より、秋冬トマトの出荷を共同選果施設であるとまと集出荷センターにて始めました。
今年は8月の長雨による日照不足で一部のトマトで生理障害が見られましたが、9月に入り天候が安定したことから、食味や品質が良くなりました。同部会では品質向上を目指し、日ごろの定期的な研修会や、糖度検査や着色状況などを検査する品質検討会を年2回開催しています。
同部会のトマトは昨年度、管内の豊川市における優れた地域資源として「とよかわブランド」に認定されました。また、今年度は当JAの支援事業を活用し、横断幕やポスターなどを作成し販売促進活動を強化しています。
【農業生産性向上対策支援事業】JAひまわり独自の支援着々
当JAでは自己改革の取り組みとして、農業生産性向上対策支援事業を実施し、3年目を迎えました。
この支援事業は地域農業の維持・発展を目的とした地域営農ビジョン(平成30年度策定)を進めるための農家への支援です。
助成対象項目はIPM(総合的病害虫・雑草管理)普及促進、畜産防疫対策など9項目で、助成率や助成金額などは品目により異なります。
令和元年・2年の利用実績は申請件数740件、助成額約1,550万円でした。 助成項目ではそさい生産量維持対策の件数が増えています。
【就農インターン制度を活用】新規就農者へのサポートを実施
当JAは、新規就農者へのサポートの一環として、平成27年から就農インターン制度を始めました。制度開始以来、今年7月までに5人が就農しています。
そのうちの1人である井川裕介さんは昨年9月から今年8月まで、アスパラガス部会の林隆雄さんから研修を受けました。栽培品目にアスパラガスを選んだのは、消費者の関心が高く、比較的新しい品目だからです。
林さんから研修を受ける中、品質の良い作物を栽培しないと利益が見込めないことや、できるだけ経費を抑えることの重要性などの経営のノウハウも学びました。
井川さんは「将来は部会の出荷量増加に貢献するとともに効率的な農業を目指したい」と話しました。
【生産者のこだわりを反映】オオバの加工品3種販売!
直販課はつまもの部会のオオバを使い、はなのき堂(新城市)が商品開発した「豊川の大葉うどん」「豊川産大葉のドライドレッシング」「豊川の大葉餃子」の3商品を8月6日からグリーンセンター豊川・一宮・音羽などで販売しています。今回の商品開発にはつまもの部会も携わりました。
「豊川の大葉うどん」はたっぷりのオオバと国産小麦を使用したオオバ本来の緑色のひしゃけうどん(平打ち)で、オオバが香り、ツルツルと喉越しの良い冷凍麺(冷凍・3食入)。「豊川産大葉のドライドレッシング」はオオバをフリーズドライして香りや風味を生かし、こんぶ粉末や梅肉パウダーなどを使って、爽やかな和風味に仕上げたドレッシング(常温・2g×20袋入)。「豊川の大葉餃子」はニンニクを使わず、爽やかなオオバとキャベツを中心に、国産豚肉などで作った野菜の餃子です(冷凍・25個入)。
同部会の荒井英之部会長は「生産者として商品の開発に携わるのは初めてだったが、意見を形にしてくれてうれしい」と話しました。