管内のニュース
【就農インターン制度を活用】新規就農者へのサポートを実施
当JAは、新規就農者へのサポートの一環として、平成27年から就農インターン制度を始めました。制度開始以来、今年7月までに5人が就農しています。
そのうちの1人である井川裕介さんは昨年9月から今年8月まで、アスパラガス部会の林隆雄さんから研修を受けました。栽培品目にアスパラガスを選んだのは、消費者の関心が高く、比較的新しい品目だからです。
林さんから研修を受ける中、品質の良い作物を栽培しないと利益が見込めないことや、できるだけ経費を抑えることの重要性などの経営のノウハウも学びました。
井川さんは「将来は部会の出荷量増加に貢献するとともに効率的な農業を目指したい」と話しました。
【生産者のこだわりを反映】オオバの加工品3種販売!
直販課はつまもの部会のオオバを使い、はなのき堂(新城市)が商品開発した「豊川の大葉うどん」「豊川産大葉のドライドレッシング」「豊川の大葉餃子」の3商品を8月6日からグリーンセンター豊川・一宮・音羽などで販売しています。今回の商品開発にはつまもの部会も携わりました。
「豊川の大葉うどん」はたっぷりのオオバと国産小麦を使用したオオバ本来の緑色のひしゃけうどん(平打ち)で、オオバが香り、ツルツルと喉越しの良い冷凍麺(冷凍・3食入)。「豊川産大葉のドライドレッシング」はオオバをフリーズドライして香りや風味を生かし、こんぶ粉末や梅肉パウダーなどを使って、爽やかな和風味に仕上げたドレッシング(常温・2g×20袋入)。「豊川の大葉餃子」はニンニクを使わず、爽やかなオオバとキャベツを中心に、国産豚肉などで作った野菜の餃子です(冷凍・25個入)。
同部会の荒井英之部会長は「生産者として商品の開発に携わるのは初めてだったが、意見を形にしてくれてうれしい」と話しました。
【新たな楽しみ方提案】「とよかわ花すくい」流れる花に魅了
とよかわフラワープロジェクト(当JAと豊川商工会議所)は、7月22日に豊川稲荷で開催されたYORU MO-DE(ヨルモウデ)で、「とよかわ花すくい」を初めて行いました。約450人がとよかわ花すくいを楽しみました。
とよかわ花すくいは、水を張った水槽に豊川産のバラやスプレーマム、ガーベラの花だけを浮かべて、それを金魚すくいで使うポイ(すくい網)ですくいます。流水ポンプを使用することで、花が水面を流れ、ゲーム性が増すとともに、華やかなブースとなりました。
参加した来場者は「たくさんの花が流れ、とてもきれいなので写真や動画を撮影した。花の種類が多く、すくう花で悩んでしまう」と笑顔で話しました。
【御油支店】JA職員を名乗る男から特殊詐欺事件を防止
御油支店の久世結加さんと馬渕綾香さんは、特殊詐欺被害を未然に防いだとして8月13日に豊川警察署近藤署長より感謝状を受け取りました。
7月12日午後3時25分ごろ、同支店管内の60代後半の女性がJA職員と名乗る男性から電話で「保険料の還付金があるから、金融機関に行き、ATMを操作してほしい」と言われ、同支店を訪れました。女性は指示されたATMの操作方法がわからず、「保険料の還付金があるから、ATMの操作方法を教えてほしい」と窓口に相談しました。受け付けた久世さんと馬渕さんが不審に思い、女性に代わって電話の相手と話したところ、電話は切られました。その後、2人から報告を受けた支店長が警察に電話し、事件が発覚しました。
久世さんは「利用者を詐欺から守れてうれしい。今後もATMの利用者へ目を配りたい」と話しました。
【つまもの部会と豊川警察署が呼びかけ】「カギかけはオーバー(大葉)に」が合言葉
つまもの部会と豊川警察署、豊川防犯協会連合会は、6月21日、盗難対策の啓発とオオバの消費宣伝のために豊川市役所で200袋のオオバを無料配布しました。
豊川市では無施錠による盗難(住宅対象侵入盗など)が県内平均よりも高く、施錠の促進が喫緊の課題となっています。一方、オオバは緊急事態宣言などによる飲食店の営業自粛により、需要が激減し、現在も売上が例年の7割程度となっています。
そうしたことを周知するため、施錠をオーバー(過剰)とオオバを掛け合わせて、「カギかけはオーバー(大葉)に!!」、「カギかけは1か所より2か所!より多く!!」のシールを貼ったオオバの小袋を来庁者に配布しました。
つまもの部会の荒井英之部会長は「施錠の際にオオバを思い出してもらえたら嬉しい。この取り組みを通して、多くの方にオオバの美味しさを知ってほしい」と話しました。
【地域農業応援定期貯金キャンペーン】「地域農業応援コース」と「金利アップコース」の2コース
当JAは、夏の定期貯金キャンペーンを9月30日まで実施しています。今回は「地域農業応援コース」と「金利アップコース」の2コースです。
「地域農業応援コース」は、新規で自動継続スーパー定期(期間1年)を契約すると100万円1口につき「地域農業応援券」を1枚(1,000円分)進呈しています。一人3口(300万円)まで。この券は管内のグリーンセンターの3店舗で使用でき、組合員や利用者にグリーンセンターの利用を促し、地域農業の応援団になってもらうことを目的としています。
また、金利アップコースは、JAネットバンク定期貯金とATM定期貯金があり、それぞれ新規に定期貯金(期間1年)の契約をすると金利が上乗せされます。※「地域農業応援コース」は販売額に限度があります。