管内のニュース
【東三温室園芸農業協同組合と連携】資材価格高騰への対策として市へ要望書を提出
新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナ侵攻の影響で、肥料や飼料、出荷に使用する段ボールなど、農業生産にかかる多くの資材の価格が高騰しています。
そこで、当JAと東三温室園芸農業協同組合(寺部英希代表理事組合長)は8月22日、肥料をはじめとする農業生産資材価格高騰への対策を求め、市へ要望書を提出しました。
権田組合長は「地元農家は経営に大きな影響を受け、厳しい状況が続いているので、安定した生活のため、行政に背中を押してもらいたい」と話しました。
【校給食献立コンクール】地元農畜産物を使った料理メニューを競う
豊川市教育委員会学校給食課は、8月2日にこざかい葵風館で「豊川市学校給食献立コンクール」の最終審査を行いました。
同コンクールは、学校給食を通して児童、生徒らに地元農畜産物に興味を持ってもらい、食育と地産地消を進めることを目的としています。市内の小中学校から作品を募り、事前審査で選ばれた上位4点が実際に学校給食の献立に採用されます。最終審査では、萩小学校4年生井戸田明真さんの「あおじそ香るガパオライス」が、最優秀賞に選ばれました。
当JAは学校給食の面において地産地消をはじめとした食育活動のため、同課と協議を進め、2005年から市学校給食センターに定期的に食材を提供しています。
【秋の味覚豊水の目揃会】糖度高く仕上がり良好
なし部会は、8月18日に豊水の出荷目揃会を行いました。
今年は、局所的な豪雨と、強い日射の影響で、着色の遅れが心配されましたが、平均糖度が13.3度と例年並みに仕上がりました。豊水は果肉が柔らかく、甘みの中にほのかに酸味が感じられるのが特徴です。盆明けに出荷が本格化することから、初秋を感じさせる梨として知られています。
豊水は、近在市場やグリーンセンター、Aコープの各店舗に出荷されています。また、今後は陽水、新高と10月上旬まで様々な品種のナシの出荷が続きます。
【第30回農機・施設大感謝祭】来場者で賑わう
西部営農センターでは、7月29日と30日に第30回農機・施設大感謝祭を開催しました。
会場は15社を超えるブースが並び、トラクターや耕うん機などの大型機械などの展示販売が特別価格で行われました。また、来場記念品の配布や購入者への福引大会なども行われ、盛況でした。
なお、8月5日と6日は東部営農センター、19日と20日は中部営農センターにて感謝祭が開かれました。
この取り組みは最新の機械を実際に見ることで、農作業の負担軽減と作業効率の向上に役立てようと毎年開催しています。
【スプレーマム部会が目揃会を開催】盆の最盛期に向けて部会で確認
スプレーマム部会は7月6日に中部営農センターで、盆や彼岸向けに出荷する夏秋系品種を対象とした目揃会と部会定例会を開催し、部会員45人が参加しました。
目揃会では、病気や害虫、サイズ、花色などの検査基準を確認し、実際に出荷されるスプレーマムを手に取り、花の開き具合などを話し合いました。
兵渡佳亮部会長は「8月のお盆に向けてこれからが出荷のピークになる。今夏は高温障害が予想されるため、開花の遅延にならないように温度管理に気を付けてほしい」と部会員に声掛けをしました。
【生活部感謝祭を開催】来場客で賑わう
生活部は7月9日にグリーンセンター豊川に併設するわい!わい!ホールにて感謝祭を開催しました。
介護福祉課、葬祭課、燃料課、資産管理課の各課が展示販売を中心としたブースを並べ、相談コーナーでは、介護相談や葬儀相談が行われました。午前9時のオープン時から来場客で賑わいを見せ、合計168組が訪れ、盛況に終わりました。
小澤部長は「生活事業は地域での認知度がまだまだ低い。イベントを通じて事業の取り組みをPRし、組合員のくらしのサポートに繋げたい」と話しました。