管内のニュース
【アールスメロン目揃会】出荷最盛期に向け規格を確認
アールスメロン生産者組織協議会東ブロックは6月10日に目揃会を行い、部会員13人が参加しました。
今年は網目の模様がしっかりと出ており、朝晩の寒暖差があったことから糖度が高く、品質良く仕上がっています。今後はアブラムシなどの病害虫の被害が予想されるため、出荷の最盛期を前に出荷規格の確認を行いました。
同協議会東ブロックには20人が所属し、近在市場や大阪、長野方面に出荷している他、グリーンセンターなどで販売されます。
【スイートコーンの収穫最盛期】糖度が高く仕上がり順調
当JAの出荷者組織協議会に所属する酒井美代子さんの畑では6月中旬にスイートコーンの収穫のピークを迎えました。早朝から収穫をはじめ、毎日1,000本ほどを収穫しました。
酒井さんは当JAのグリーンセンターのオリジナル商品「とうき美人」やゴールドラッシュを生産しています。今年は2月の播種から気温が低く、発育が遅れ気味でしたが、5月下旬から気温が上がり、朝晩の寒暖差の影響で糖度が高く、食味も良い仕上がりとなりました。
当JAのグリーンセンターなどの直売所では6月15日から21日までスイートコーンフェアを開催し、地元消費者に向けての販売のPRをしました。
【母の日のプレゼントに】ポットカーネーションの出荷ピークを迎える
鉢物部会では4月下旬に母の日向けのポットカーネーションが出荷ピークを迎えました。
部会員の榎本欽也さんの温室では出荷作業に追われていました。今年は天候に恵まれ、花の大きさや色づきなど状態が良く仕上がりました。
同部会では17人の生産者がポットカーネーションを生産しています。全国でもトップクラスの生産量を誇り、年間約50万鉢が出荷されています。当JAのグリーンセンターや量販店で販売されました。
【バラ部会が目揃会】花の開き具合などを確認
バラ部会は、5月11日に中部営農センターにて目揃会を行い、部会員30名が参加しました。
同部会では年に2回の目揃会にて出荷規格の確認を行っています。5月中旬からの気温の上昇により、花が早く開くため、適正な収穫時期を部会で確認することが目的です。
今年は、3月下旬から4月にかけて気候が良く、仕上がりも順調です。今後は病害虫の発生が増えることが予想されるため、営農指導員が防除の徹底を呼びかけました。
同部会のバラは、日本一の生産量を誇る「とよかわバラ」としてとよかわブランドに認定されており、市内外の各種イベントで使用されています。
【年に2回の品質査定会】出荷物を確認し品質の向上へ繋げる
とまと部会は4月22日、同JAのとまと集出荷センターにて品質査定会を開きました。
この品質査定会は、部会員の出荷物をお互いに確認し情報交換することで、部会全体の品質の向上と、収穫量の安定に繋げることを目的としています。今年の1月から低温が続き、生育の遅れが心配されましたが、4月に入り気候が安定し、気温が上昇したことで、収量が増えてきました。着色、品質ともに例年並みの出荷を予定しています。
同部会の生産する「とよかわトマト」は昨年、とよかわブランドに認定されました。
【地元の小学生が施設見学】米作りを現場で学ぶ
農産課は5月20日、野口町にあるカントリーエレベーターで、八南小学校の5年生児童98人の施設見学を受け入れました。
同課の田口課長が児童を引率し、カントリーエレベーターでの出荷から籾摺り、袋詰めまでの流れと、併設する水稲育苗センターや保管倉庫についての説明を行いました。児童は、給食で食べている米が「あいちのかおり」という品種で、自分の住む地域で一番多く栽培されていることや、同施設に年間1,788トンの米が出荷されることなどを知り、驚きの声をあげていました。同校ではその後、6月に田植え、10月に稲刈りと授業を通じて稲作を体験します。