
農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
自分の家だけではない。
次世代のために、持続可能な農業を
次世代のために、持続可能な農業を
つまもの部会所属
内藤 友由さん
暗いうちから仕事を始める
約27年前に家業を継ぐため就農した友由さんは、約57アールのハウスで大葉を栽培しています。大葉の出荷には、栽培管理や収穫だけでなく、選別、パック詰めなど多くの作業が必要です。そのため、家族だけでなく、パック詰めを担う人たちを含めた約25人で出荷に取り組んでいます。
友由さんの一日は、まだ外が暗いうちから始まります。パック詰めを依頼する各家庭へ大葉を届け、完成した商品を集荷するため、約2時間かけて車で回ります。帰宅後は大葉の摘み取りに移り、その後も防除や水やりなどの作業を続けます。
「昼御飯を食べると、ついゆっくりしすぎてしまうから」と、午前中にできるだけ作業を進める友由さん。早朝から働くことが長年の習慣となり、効率よく作業を進めることにもつながっているといいます。
経験を次の世代へ引き継ぐ
長年、大葉を栽培する中で、作業の一つひとつが生育にどのような影響を与えるのか、経験を通じて少しずつ分かるようになったといいます。近年は病害虫の発生に苦慮することもありますが、日々の観察を欠かさず、わずかな変化を早期に見極めることで、被害を最小限に抑えています。異変への気付きや素早い対処には、長年積み重ねてきた経験が生かされています。
友由さんが見据えているのは、自身の家業だけではありません。若い生産者へ技術や経験を着実に引き継ぎ、部会全体で産地を守っていきたいと考えています。
「今でも失敗することはあります。農業には決まったマニュアルがないからこそ、基本となる作業を一つずつ確実に積み重ねることが大切です」と話す友由さん。「次の世代が安心して農業を続けられるよう、これまで培ってきた経験と思いを伝え、持続可能な産地づくりを目指しています」と話してくれました。




出来栄えは
咲いてみないとわからない
夏の代表格 大輪朝顔
咲いてみないとわからない
夏の代表格 大輪朝顔
豊川市老人クラブ園芸部 部長
都築 保夫さん
豊川市老人クラブ園芸部 部長

鮮やかなピンクや青色の大きな花を咲かせる大輪朝顔。保夫さんは、毎年7月下旬に豊川市民病院で開かれる「朝顔展」に向けて、50~60鉢ほどを育てています。
保夫さんが豊川市老人クラブ園芸部に入ったのは約15年前。定年後、特に趣味と呼べるものがなかったなか、花が好きな妻の影響もあり、仲間に入れてもらいました。次第に栽培に熱中し、「夢中になれるものができて救われた」と振り返ります。
育てるのは、背丈を低く抑えながら大輪の花を咲かせる盆用の朝顔です。展覧会までの約50日間は、肥料や水の量、気候に気を配りながら育てます。ただ大きな花を咲かせればよいわけではなく、葉とのバランスなど、審査に合った姿に仕立てることも大切です。「どんな花が咲くかは、その日の朝にならないと分からない。絵心のようなものも必要」と保夫さんは話します。
朝顔展では、約10人の部員がその日に咲いた鉢を持ち寄り、5日間にわたって展示します。保夫さんにとって一番の喜びは、きれいな花が咲いた瞬間です。「展覧会は今年で42回を数えます。今後も継続できるように努力したい」と話してくれました。


