花卉関連
菊部会
部会の概要
生産部会名 | 菊部会 |
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生産者数 | 22名 |
栽培品種 | 精興栄山、神馬、精の光彩 |
栽培面積 | 8.3ha |
収穫時期 | 周年 |
部会から一言
日本を代表する花です。葬儀花として定着していますが、以前は祝いの席にも使用されてきました。
非常に日持ちがよく、満開時には迫力のある花になるため、アレンジフラワーにも使用されるようになってきました。古くて新しい花「キク」には魅力がたくさんあります。
高品質への取り組み
JAひまわりのきくは、消費者の立場に立ち栽培されています。
菊専用肥料「菊一番」
菊栽培に最適なバランスで配合された肥料「菊一番」を使用しています。有機質肥料を主体につくられています。
土壌診断
収穫を終えたら土壌診断をします。診断結果に応じて、必要な量の肥料のみを施用するようにしています。
防虫ネット
「防虫ネット」を張り、葉や芽を食べる害虫、病気を運ぶ害虫などの侵入を防ぎ、少しでも農薬を減らすよう努めています。
水揚げ
長持ちさせるためにはきれいな水で水揚げをしなければいけません。汚れた水だと菌が繁殖しやすく、茎の導管をふさいでしまうためです。収穫した花は、殺菌されたきれいな水で水揚げされています。日持ちする花作りこそ、消費者のみなさまに対する安全・安心への取り組みです。
スプレーマム部会
部会の概要
生産部会名 | スプレーマム部会 |
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生産者数 | 51名 |
栽培品種 | レミダス、プリンス、ヒラリー、パラダイス等 |
栽培面積 | 52ha |
収穫時期 | 周年 |
部会から一言
スプレーマムは、昭和49年に全国に先駆けて当産地に試作導入され、スプレーマムの特性を把握しながら周年栽培技術を確立してきました。
栽培品種の豊富さ、日持ちの良さなどから、業務、アレンジ、そして家庭へと幅広く使われています。是非、皆さんも一度スプレーマムを飾ってみませんか。
品種について
JAひまわりスプレーマム部会ホームページ
coming soon…
部会活動について
JAひまわりスプレーマム部会フェイスブックページ
https://www.facebook.com/himawari.spraymum
スプレーマムの楽しみ方
JAひまわりのスプレーマムで、暮らしを明るくしてみませんか。
水あげ方法
茎の切断部に空気が触れると、水あげに支障をきたすので、水の中で茎を切る「水切り」をすると花持ちが良くなります。
アレンジフラワー
スプレーマムを季節の草花や枝物と活けると和風に、またバラ、ガーベラなどの洋花と組み合わせると洋風にと、どちらにもアレンジができます。
水あげが良い花ですが、葉は腐りやすいので、水につかる下葉は取り除き、上葉もある程度間引くと、すっきりして見えます。
バラ部会
高品質への取り組み
JAひまわりのバラは、消費者の立場に立ち栽培されています。
バクテリア対策
バクテリアが増殖するとバラが給水不良を起こしてしまい品質が低下してしまいます。そのためバラ部会ではクリザールという鮮度保持剤を利用した水揚げを全ての生産者が行っています。
検品
バラ部会の検査委員が出荷物を1箱ずつ全て検査します。検査に合格した良い物だけを市場に流通させております。
搬送方法
現在では品質維持の為に多くの生産地でウォーターバケット(水入り縦箱輸送)を使用した輸送が行われておりますが、水入り輸送を全国で初めて行ったのは当部会です。
洋花部会
部会の概要
生産部会名 | 洋花部会 |
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生産者数 | 16名 |
栽培品種 | ガーベラ・トルコキキョウ・カーネーション・ユリ・ひまわり 他 |
栽培面積 | 洋花全体:5.6ha |
収穫時期 | ガーベラ、ひまわり:周年 それ以外の品目:11月~6月 |
部会から一言
当部会はガーベラ・トルコキキョウを中心に幅広い品目を栽培しています。季節に応じて様々な切花を楽しんでいただけるように、幅広い品目・品種の作付けを行なっています。苗を植える時期も少しずつずらして、絶え間なく出荷できるように配慮しています。
高品質への取り組み
JAひまわりの洋花で、暮らしを明るくしてみませんか。
土壌診断による効率施肥
土壌診断を行い適切な肥料管理を行うことで、花の色・花型が安定します。
目揃え会の実施
定期的に目揃え会を行うことで、花の咲き具合をそろえています。季節ごとに最適なタイミングで収穫することで少しでも長く切花を楽しんでいただけます。
その他の洋花
トルコキキョウ
デルフィニューム
キンギョソウ
トルコキキョウ
鉢物部会
部会の概要
生産部会名 | 鉢物部会 |
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生産者数 | 27名 |
栽培品種 | シクラメン、ポットカーネーション、花苗、観葉植物 |
栽培面積 | 11ha |
収穫時期 | 周年 |
部会から一言
おもな栽培品目は「シクラメン」と「ポットカーネーション」で、全国トップレベルの生産量をほこっています。当部会では他にも観葉植物などさまざまな鉢物を生産しています。
高品質への取り組み
「豊川のシクラメン」
暖地である当産地においては、高温多湿である真夏の栽培は困難をきわめます。これを克服するため、長い年月をかけ高度な栽培技術を培ってきました。こうして暑い夏をのりこえさせることで、丈夫なシクラメンに生育します。いっぽう冬期においては暖かい気候を活かして、無理なく開花させることが可能となります。暖地の特性を活かした長持ちするシクラメンそれが「豊川のシクラメン」なのです。
土壌診断
鉢上げ前に用土の診断をします。鉢内の閉鎖的な環境で生育させるため、肥料バランスを把握することは非常に重要です。
汁液診断
生育中のシクラメンの茎の部分をとり、専用の機械で窒素量を計測します。この値を見ながら、植物の生育状態を知るとともに施肥量を決定します。