
農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します


農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
食の大切さ、食の価値を
知ってもらいたい
知ってもらいたい
いちご部会所属 渡邊 基さん
イチゴ農家として新規就農
15年ほど前に会社勤めからイチゴ農家として新規就農した基さんは、およそ36アールのハウスで愛知県のブランド「愛きらり®」と「やよいひめ」の2品種を栽培しています。イチゴが好きだったこともあり、就農を志した当時から栽培品目はイチゴと決めていました。縁あって渥美半島にあるイチゴ農家のもとで2年ほど研修し、地元の豊川市でイチゴの栽培を始めました。固い決意で農業という仕事を選びましたが、初期投資、栽培技術の向上、安定した生産など農業経営は今でも難しいと感じています。それでも、イチゴを食べた人が「おいしい」と喜んでもらえることはやってて良かったと感じる瞬間です。
農家だからこそ
地元で農家になったことで、会社員時代と比べて子どもに接する時間が増えたと実感しています。また、働く時間を調整し、地元のサッカー少年団の代表としてチームに携わる時間もとれるようになりました。子ども達が卒団するときには育てたイチゴを贈り、とても喜ばれるそうです。「家族や地域のつながりとの時間がつくれたのは農業を選んだから」と話します。
そんな基さんは「これからもっと食育などで食の大切さを伝えないといけない。農産物が価値あるものとして知ってもらい、食の価値を高めていきたい」と話してくれました。




花を飾って明るく、元気に。
季節を楽しむ軒下のガーデン
季節を楽しむ軒下のガーデン
鈴木 ゆり子さん
古宿町

通りに面した家の軒下に広がるのは、ゆり子さんが育てる季節の花々です。冬から春にかけては主にパンジーやビオラ、サクラソウなどが並びます。プランターや鉢を並べるだけでなく、壁掛けの鉢や、吊られた鉢などにも花が植わり、軒下を鮮やかに彩っています。
花を植えることが好きなゆり子さんは、季節ごとに花の苗を買ってきて、植付けをします。パンジーは冬の間に小さな花苗から育て、暖かくなる頃には大きく広がっていく様を楽しんでいます。夏はアサガオとバタフライピー(チヨウマメ)という花を育てて「緑のカーテン」を作ります。葉や花で覆われた軒先が涼しさを感じさせます。秋はハボタンを植え、大きくなる頃に新たな年を迎えるそうです。
軒先だけでなく、家の裏手でも花を育てています。夏の手入れは大変で、朝5時半に起きてから、運動もかねてジョウロで水やりをします。夏は毎日2回ずつ水やりをするため、雨水を溜めておきます。大変な水やりも「運動して健康になるから楽しめる」と話します。 そんなゆり子さんは「花はかわいいし、きれいに咲いてくれたらうれしい。これからも楽しみながら続けていきたい」と笑顔で話しました。