農畜産物を生産・出荷している方をご紹介します
農畜産物を
生産・出荷している方を
ご紹介します
想いを込めたアレンジフラワーで
喜んでもらえたら
喜んでもらえたら
産直出荷者組織協議会所属 牧野 早苗さん
いろいろな花を育てたい
グリーンセンター豊川・一宮・音羽を中心に切花とアレンジフラワー、ミニ仏花などを出荷する早苗さんは、もっといろいろな花を育てたいと昨年の10月から、自身専用の温室を借りて花の栽培を行っています。これまでは実家のスプレーマムの温室の一部や露地で栽培をしていました。グリーンセンターに仏花を出荷している時に、「自分が花を手向けてもらうなら自分の好きな色の花や、季節感のある花など想いが込められているほうがうれしい」と感じ、真っ白な花だけの仏花や桃の花を使った仏花なども並べるようになったそうです。
オリジナルのアレンジフラワー
温室でいろいろな花を育てるようになってからアレンジフラワーの出荷も始めました。以前、生花店で働いていたときの知識とバラ農家のパートで学んだことを活かし、染め上げた花や、ドライフラワー、バルーンを組み合わせたオリジナルのアレンジフラワーを作っています。花ごとに染まり方も異なるので、いろいろな花を試作し、アレンジの材料を揃え、飾り付けます。「作業は大変だけど楽しい」と笑顔で話します。そんな早苗さんは「最近はペットへのお供え用のアレンジも人気。ペットも大切な家族なので、作ると喜んでもらえる。要望があれば出来るだけ応えていきたい」と話してくれました。
料理をおいしく作るために
自分の菜園で育てた食材を
自分の菜園で育てた食材を
十文字 博雄さん 蔵子
自宅前にあるのは、畑、果樹、山菜が育つ庭。博雄さんが育てている家庭菜園です。農地の広さは約8アール、畑は約3アールの広さです。子どもの頃から母親と野菜を育て、仕事で25年間アメリカに住んでいた時も庭で日本の野菜を育てていました。そして10年ほど前に妻の実家がある豊川市に来てからも庭で野菜を育てています。また、料理好きでもある博雄さんは、昨年、小麦栽培に挑戦し、自ら石臼で挽いて全粒粉を作り、パンを焼きました。「自分で作った食材で料理を作るのは楽しいし、おいしい」と話します。
自分で作る野菜は無農薬にこだわり、肥料も手作りです。義父が作った腐葉土を引き継ぎ、落ち葉や米ぬか、牛糞、野菜くずなどを混ぜ合わせます。フカフカで良い土壌になるそうです。一方で、草取りや土を耕す作業なども全て人力で行うので、作業が多く大変な面もあります。畑にはトウモロコシ、枝豆、アスパラガス、ソラマメ、ジャガイモ、コンニャク芋、トウガラシなどが植わっており、玉ねぎだけでも超極早生から晩生まで7品種が植わっています。今年は新たに山芋の栽培に挑戦しています。果樹はスモモ、柿、栗、オレンジ、ゆずなど、山菜はタラの芽が収穫できます。自家用として栽培していますが、たくさん獲れた時は自宅前の野菜スタンドで販売しています。
そんな博雄さんは、「毎回新しい野菜を試して作り楽しんでいる。以前やった米作りにもまた挑戦してみたい」と話してくれました。
※1アールは100平方メートル(約30坪)