11/26 【秋の収穫祭を直売所で開催】新米など旬の食材を買い求め来店者で賑わう  11月26日にグリーンセンターや産直ひろば、Aコープ小坂井店は秋の収穫祭を開催しました。当日は当JAのオリジナルブランド米「がき大将」が大特価となり、新鮮野菜と一緒に買い求める来店者で大賑わいとなりました。また、抽選コーナーでは、地元のタマゴが当たるなど抽選を楽しむ様子が見られました。  当JAは4月に春の感謝祭、11月に秋の収穫祭を例年開催しております。 11/28 【令和5年度畜霊祭】家畜に感謝し御霊を供養  畜産課は11月28日、当JA東部営農センターにて畜霊祭を行いました。参加者は感謝と鎮魂の意を込め、手を合わせました。  今泉組合長は「畜産の現場では、燃料や資材の高騰など逆風が続く中、鳥インフルエンザの感染予防や豚熱など、感染症の対策に追われる厳しい状況にある。大切な命に感謝し、関係者一丸となって一緒に頑張りたい」と話しました。 11/30 【豊川市へ要望書を提出】冬期における施設園芸農業の生産額維持に対する支援を  当JAと東三温室園芸農業協同組合(寺部英希代表理事組合長)は、冬期における施設園芸農業の生産額維持に対する支援について豊川市と豊川市議会へ要望書を提出しました。  豊川市は市内の農業生産額の7割を施設園芸品目が占めています。冬期の作型では、栽培するうえで暖房機やヒートポンプ等を使用した加温が不可欠なことから、高騰が続く燃油・電気等に対しての支援を要望しました。 12/3 【わい!わい!花育教室】バラの温室見学とクリスマス風フラワーアレンジメント作り  組織活性課は12月3日に中部営農センターとバラの温室で「わい!わい!花育教室」を開催しました。「わい!わい!花育教室」は、市内在住の小学生とその親を対象としており、親子で地元の花の魅力を知ってもらうことを目的とした人気の講座です。普段は入ることのないバラを栽培する温室を見学し、農家からバラの栽培方法の説明を熱心に聞く様子が見られました。その後、豊川市産の花を使ったフラワーアレンジメント作りを楽しみました。 畜産の技術や経営を学び、日々成長したい 繁殖・肥育という仕事  「幼少期から牛と過ごす生活が当たり前にあった」と話す浩輝さん。自宅前には牛舎があり、酪農を営んでいました。一度は会社勤めをしましたが、10年ほど前から専業の畜産農家となり、令和2年、地元の畜産農家と共同で「大木預託牧場」の経営を始めました。  肉牛農家には様々な経営形態がありますが、浩輝さんは「繁殖経営」と「肥育経営」を行っています。仔牛を出産させ、8~10カ月齢まで肥育し、出荷するまでが仕事です。母牛、仔牛など合わせて200頭ほどを常時管理しています。 選ばれる牛にするために 肥育牛部会所属 稲垣 浩輝さん  牛の体調管理は最も大切な仕事のひとつです。人間と同じように寒暖差が激しいと風邪を引きやすくなります。特に仔牛は免疫力が低く、すぐに体調を崩しがちです。体調が悪くなると餌を食べず、体重の低下につながります。競りでは見た目や体重なども判断材料となるので、体調の悪い牛は早期に発見し、対応しなければいけません。日頃から愛情をかけ「なつかせる」と人間に対するストレスがなくなり、体調管理もしやすくなるそうです。  浩輝さんには経営や畜産のノウハウを学ぶ教科書のような存在が共同経営者におり、自分に足りない部分などを日々学んでいます。  そんな浩輝さんは「日本でもトップクラスの技術を学び、選ばれる牛を育てたい」と話してくれました。 畜産課 肥育牛部会担当 鈴木 謙吾さん お互いの印象は? 稲垣さん:新入職員ということでこれからよろしくお願いします。 鈴木さん:若い世代で畜産をされていて、牛の扱いなどを学ばせてもらっています。 あなたにとってどんな存在ですか? 稲垣さん:競り子(競売で自札を挙げる役)を担ってくれており、農家と一緒になって頑張ってくれる存在です。 鈴木さん:学校で学んだことよりも現場で学ぶことが多く、稲垣さんからも多くの学ぶ機会をいただいています。 相手の方にメッセージをどうぞ 稲垣さん:これからも頑張っていこうね。期待しています。 鈴木さん:期待に応えられるように頑張ります! 稲垣さんが所属している肥育牛部会 部会員数 飼育頭数 生産品目 生産時期 3名 380頭 肉牛 肉用子牛 通年 牛には個体識別番号があり、すべての牛は家畜改良事業団に出生届が出され、インターネット上にて個体の生年月日・飼養所在地(生育場所)・飼養者(生産者)・移動記録・母牛の確認が出来るようになっています。 日々の手入れで〝創る〟 気持ちの良い庭 山口 光弘さん 正岡町  松の木を中心に、槇、椿、サツキ、台杉、ヤマボウシ、梅、柿、柘植などが配置されている光弘さんの庭は、庭師が提案する図面をもとに構成されています。大きな木の剪定は庭師が5年後、10年後を見据えて行います。根元の雑草取りや、庭の周りを囲むカイヅカイブキの剪定、年に5回ほどの消毒、芝の手入れは光弘さんの日課です。  もともと庭いじりが好きなわけではなく、庭があるから手入れしないといけないとの気持ちでやっていました。ただ、せっかくなら綺麗な庭を保ちたいと時間があれば雑草取りなどを行うようにしています。冬になると虫の習性を利用して幹に藁を巻き付けます。これは「こも巻き」といって藁を編んで作られる「こも」に虫をおびき寄せて木を守る方法です。「効果があるのかわからないけど、景観は悪くないかな」と話します。  また、芝は一番手入れが大変です。特に際を剪定ばさみでこまめに刈らないと根がすぐに伸びてきます。また、根切りを行わないと生育に悪影響が出ます。範囲も広いので、どちらも肉体的にきつい作業だそうです。  そんな光弘さんは「綺麗な庭は自分が気持ちいい。お客さんが来た時でも綺麗だねと言ってもらえたらうれしい」と笑顔で話してくれました。